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「無能の鷹」第一話感想

圧倒的にシゴデキオーラがあるのに、さっぱり無能な鷹野ツメ子、面白すぎる!

ツメ子「何がわからないのかがわからない。」
鵜飼「じゃあその出来る人オーラは何?」
ツメ子「私はただ昔からお仕事ドラマが好きだっただけです。」

「無能の鷹」第一話

グラフ作りに苦戦している鷹野ツメ子。
何がわからないのかがわからないで、両手をぴょこんとあげるしぐさがso cute!

お仕事ドラマ好きだったのね、分かるよわかる。お仕事ドラマって人の生き様が鮮明に描かれているし、人間模様も面白いし、OLファッション見るの憧れるし、楽しいよね。
それで培われた出来る人オーラ、凄い。ものにしている。
それでいて仕事出来ないのが、笑える。

鶸田「みんな楽しそうだなあ…。」
鶸田「僕は煮詰まるとコロッケを揚げる。コロッケがカラッと揚がると、重い気持ちがカラッとするからだ。」

「無能の鷹」第一話

お家で一人、友人のインスタを見て呟く鶸田。
分かる、自分がどうしようもないと思う時ほど、人のSNSがキラキラして眩しく見えるんだよね。
そして、エプロンをしてコロッケを揚げる鶸田。
新入社員の一人暮らしで、自分のために揚げ物するの、偉すぎる。
そして思い出す、「海のはじまり」の弥生さん…(まだロスです)!
はぁコロッケ美味しそう〜私も重い腰を上げて作りたい〜。 

鶸田「まるでデキる社員の朝のルーティン。それ全部迷惑メールだし…。動画観始めた。しかも全画面モードで。」

「無能の鷹」第一話

コーヒーを片手に、パソコンの電源を立ち上げて、シンプル上質な手帳(何も書いていない笑)をさらりと見るツメ子さん。
迷惑メールを丁寧に確認し、猫の動画を観る。
最高か。

ツメ子「子どもの頃からの夢だったの。丸の内のオフィス街をパリッとした服でカツカツ歩いて受付で社員証をピッてするの。」
鶸田「…えっ!終わり!?」
ツメ子「うん。」
鶸田「浅っ!…あっごめん。」
ツメ子「フフフ…。」

「無能の鷹」第一話

いかにもお仕事ドラマな設定に憧れていたツメ子さん、可愛いです。

ツメ子「鶸田は私よりはるかに優秀ですので。では鶸田くん、ご説明を。」

「無能の鷹」第一話

資料の漢字が読めないのに、クレーンゲームの話で先方の心を掴むツメ子さん、強い。
そして、自信のない鶸田くんのことを優秀って褒めてくれるの、鶸田くん、嬉しいよね…良かった平和な世界ありがとう平和な世界…!

そして二人の連携プレーで、もぎ取る契約。素晴らしい流れでした。

ツメ子「鶸田くん知ってる?」
鶸田「えっ?ん?何を…?」
ツメ子「お仕事ドラマでいい仕事したあと、みんなで必ず飲むでしょ?行きつけのお店で。」
鶸田「ああなんかみたことある…。」
ツメ子「あれやってみたいんだよね。」
鶸田「えっ…?僕もやってみたい。ただ誘い方がわかんなくて…。」

「無能の鷹」第一話

ツメ子さんは本当にお仕事ドラマが好きなんですね!
話が合いそうすぎて、ドラマの世界に乗り込みたい(やめなさい)。

あと、ひたすら優しいオーラ全開な井浦新さんが最高です。アンナチュラルもラストマイルも最愛も、どの役も好きですが、この役もまた違った魅力で楽しみです。

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