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【ワンオペ育児】パパ育休が広まるほど置いてきぼりになる~子育て支援センターに夫婦で来る人を見て泣いていた私が前向きに育児ができるようになるまで~

子育て支援センターに来るほとんどの人がパパ育休をとっている中、7:00-22:00のTHEワンオペ育児の私。(私の夫はスタートアップ企業に勤めていることもあり、平日は朝7時に出て夜22時に帰宅している。)

最初は周囲と自分の境遇を比べてしまって本当に辛かったけど、最近は周りに頼りながら前向きに子育てができているので、その気持ちを書いておこうと思う。ワンオペ予定の方、今ワンオペ中でつらいよーーー!という方の参考になったら嬉しいです。

※ワンオペ育児している人だけ偉い!と思っていません。育休をとってチームで子育てができることは素晴らしいです。パパママすごい、というか生きているだけでみんなすごい。


パパ育休が広まるほど感じる孤独感

世間ではパパ育休という言葉が浸透し、パパも育休を取るのが当たり前になっている。実際に子育て支援センターに来ているママさんの旦那さんのほとんどが育休を取っていたし、取れない人もリモートワークで夜ご飯は一緒に食べて、沐浴はパパ担当という人が多かった。

そんな中、我が家のパパは基本出社。しかも7:00に家を出て22:00頃の帰宅。

すごく辛かった。

夫は育児に協力的だけど、平日は基本家にいない。お子はいつもすんなり寝てくれるわけじゃなくて、そんな時でも1人だし、育児なんて初めてだし、外暗いし「他のお家は夫婦で寝かしつけとかしてるのかな?」って思うと「なんでうちだけ......」と勝手に僻んでしまってとっても辛かった。

きっと一昔前は「ワンオペ育児」なんて言葉もなかったのに、周りのパパママがが平日も夫婦で子育てをしているを見て、「なんで私だけ」と勝手に比較して被害者思想になってしまっていた。周りと自分を簡単に比べることができちゃう現代、辛い。
時には支援センターにパパママで来ている人達を見て泣きそうになったこともあった。

パパが忙しいなら他の人にサポートしてもらえればいいだけ~心の支えになった助産師訪問と行政サービス~


最初の2週間は母が来てくれていたけれど、まさかのコロナでダウン。
実母との付き合い方はこちら👇

このとき夫は入社1ヶ月目位で毎日22時帰り。慣れない育児で急に放り出された私はなかなか大変だった。

そんな中、心の支えになったのは週1回の助産師さんの訪問だ。
我が子は低体重&早産だったので行政のサービスで交通費(500円)のみで毎週助産師さんが来てくれていた。
不安なことはたくさん質問して、「よく頑張っているね」とたくさん褒めてもらった。単純だけど、褒めてもらえると「私、頑張ってるんだ」と嬉しかったし、心が少し軽くなった。

産後ケアについてはこちら👇

そこから周りに頼ろうと決めた。
市町村開催のベビーヨガクラスに行ったり、図書館の読み聞かせに行ったり、子育て支援センターにも通っている。支援センターでは、お子がぐずればスタッフさんが抱っこしてるし、ママさん同士で話すことでリフレッシュができる。産後ケアもフルにつかって自分を労わった。遠くまで来てもらうのが申し訳ないな…と思いつつ、友達を家に呼んでリフレッシュもした。
そして「よく頑張っているよ!」とたくさん言ってもらった。

平日は朝から晩までワンオペという事実は変わりないのだけど、周りにどんどん頼ったり、友達に甘えて家にきてもらうことで気分がどんどん明るくなってきたと思う。やっぱり大人と他愛もない会話をするのは大事だし、小さいことだけど「頑張っているよ」と声をかけてもらえるのはとても嬉しかった。

ワンオペ育児で辛い思いをしている人に伝えたいこと

育休制度が拡充する中でも、ワンオペ育児に奮闘している方、私みたいに「なんでうちだけ平日パパいないの…?辛い」とパパに強く当たってしまう人もいると思う。(因みに私はめちゃくちゃパパに小言を言ってましたよ。パパも仕事疲れているのに、今思うと申し訳ない。)

お子の命を守っているママも、家族のために働いているパパも偉い!
ないカードを嘆いてもしょうがないから、今の状況の中で周りに頼りまくって、たくさん助けてもらって、自分なりに精いっぱい子育てをする。それに尽きると思う。隣の芝はいつまでも青いから比べたって自分がつらくなるだけだもん。

パパが忙しいなら、その分他の人にサポートしてもらえばいい!本当はパパにしてほしいけど、できないものはしょうがない。
住んでいる市町村に電話すれば、色々サービスを教えてくれると思う。税金払ってるんだから、行政は頼れるだけ頼ろう。結構いいイベントとかたくさんやってるよ。

きっと大変なことたくさんあると思うけど、周りにがんがん頼りながら自分の置かれた環境で精いっぱい育児頑張りましょう!

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