葬儀社の仕組み「冠婚葬祭互助会」①
「冠婚葬祭互助会」という組織をご存知でしょうか?
日本がまだ高度経済成長の流れに乗る前の時代に、
「結婚式やお葬式で多くの費用が必要な場合を想定し、地域のコミュニティで積み立てを行い地域で結婚式やお葬式が発生した場合、相互扶助の精神で使用しよう」
色々解釈や諸説あると言われますが、大方この意味合いが互助会の始まりです。
都道府県で大きな互助会組織を含め平均2〜3つ程度は互助会組織があります。人口が多い地域はそれ以上の組織数があります。
現在の50歳以上の方は「親などに言われて登録をされている方が多い」と思います。当時は七五三・結婚式などの名目で「お葬式のためとは誰も考えていなかった」時代です。
当時、お葬式のみでこの互助会に登録をして頂くことは「まず不可能な時代」
人の死に対しての抵抗がありすぎる時代背景です。
互助会のメリットは「あまり頻度がないが、大きくお金のかかる結婚式・お葬式の費用を積み立てたお金で補填する」ことになります。それを個人だけでなく、そこに所属する全ての方でサポートするということです。
しかし時代は変わっていきます。
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