葬儀現場トラブル①「家族葬の本当の意味」
葬儀トラブルを回避するには「自身や家族の関係」を確認する
身内の葬儀について心配をする際、一番心配をされることの上位にあるのが「葬儀費用について」となります。
確かに葬儀代としてお金を準備する必要がある以上、葬儀費用の心配をすることは当然です。
しかし、葬儀費用の心配をする前に
「相談者ご自身」
「葬儀を検討している対象者」
「その他親族との関係」
「宗教者」
「お墓(納骨)」
「対象者の交流関係」
「相続手続き関係」
「遺品整理」
のことを考えなければなりません。
理由は個々の家族の現状によって「葬儀費用は大きく変わる可能性があるからです」
家族葬が主流になってきた理由
家族葬と言えば、家族のみで葬儀を行い、葬儀費用も安く済む。
多くの方がこのようなイメージをお持ちです。
確かに参列する方が少なければ、料理や返礼品の準備数も少なく済みます。
昔のように見栄のような形で、祭壇の飾り付けも必要以上に豪華にすることもないでしょう。
家族構成が核家族が当たり前となり、また兄弟姉妹数の数も、現代では子ども一人または子どもがいない家族も当たり前になりました。
子どもが親の葬儀費用を捻出する場合、子どもの数が多いほど「当然葬儀費用の一人あたりの負担は少なくなります」
したがって、多くの人を呼ぶお葬式を行いたくない方も、実際に増えてきております。
家族葬は一見、現代のお葬式事情に合わせた葬儀です。
しかし、先述した親族との関係、対象者とご縁のあった関係者、宗教者との関係なども考えないと後味の悪いお葬式になってしまう可能性も十分にあります。
本来の家族葬とは?
葬儀の現場に携わり15年以上となりますが、家族葬で行いたいと仰る方は現状では8割以上いらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、ほとんどの喪主様が家族葬の「本当の意味」をわかっていない印象でした。
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