亡くなる時まで人の不安・心配は尽きない。
数多くのお葬式や終活のご相談を頂いていると、本当に人の悩みというものは尽きないと感じます。
生きているからこそ、悩みや不安が多いと思います。
思い通りにいくこと、そうではないこともあります。
実は人は亡くなる時まで悩んだり、不安を感じているのではないかと感じています。
不安・心配事とは悪いものなのか?
悩みがない人生を歩みたいと仰る方は多いと思います。
不安や悩みを抱えて生活するよりは、楽しく楽に過ごした方が良いに決まっていると考える人も多いと思います。
確かに悩みや不安がないと、ストレスを抱えることがなく、健康に楽しく人生を送れそうです。
しかし、本当に悩みや不安を抱えずに生きるということは良いことなのか、考えてしまいます。
楽しいこと、楽なことばかりの人生は「人として、何も成長がないのではないか」と僕は感じてしまいます。
人は亡くなる時にも不安・心配事がある。
人の最後の送り出す仕事をずっとして参りましたが、人は亡くなる時にも心配や不安があることがわかります。
そのほとんどは、自身の子どもや孫がちゃんと生きていけるのか心配をするという「親心」からきているものであると感じています。
「私の葬儀は質素でいい」「負担は掛けたくない」
ご年配の方が自身の葬儀を考える時、このように仰る方は本当に多いです。
これは子どもたちに負担を掛けたくないという親心であり、子どもたちに対して心配をしているからこそ、出る言葉でもあります。
最後まで残された家族を心配する故人と、残された家族が故人に対し、最後の孝行となるお葬式という場はやはり必要であると感じます。
不安・心配事があるからこそ、成長がある。
楽ばかりな人生というのは成長がないのと同じなのかもしれません。
悩みや不安があるからこそ、それを解決するために勉強し、経験し、進んでいくのではないかと僕は考えます。
亡くなる時まで、人は心配や不安を抱えている。そして、それを払拭するように残された家族はお葬式を行い、故人を弔う。
お葬式は故人に対して最後に直接できる「親孝行なのかもしれません」
テレビ朝日「スーパーJチャンネル」当社取材