2024年の振り返り
こんにちは、フリーランスイラストレーターのfuneno(ふねの)です。
根っからの公募勢です。
今年もいろいろありましたよねー。
ちょっと早いのですが、私の2024は良くも悪くも燃え尽きた感がありますので、さっそくですが今年の振り返りをしてみたいと思います。
なお、私の今年の目標はこんな感じでした↓
4つの分野でそれぞれの目標があったので、ひとつずつ振り返っていきたいと思います。
ひとつめ・イラスト方面の目標
これは実現できなかったです。
営業の新規開拓がそこまで振るわなかったというのもあります。でもそのぶん、いつものお取引先様との関係が深まったと思います。
雑誌のお仕事は、去年より増えた印象です。
以前は、説明的なカットイラストのオーダーが多かったのですが、最近は物語感のあるテーマのイラストをかなり自由裁量で描かせていただけるようになり、これまでのお仕事実績が効いてきているのを感じます。
HP作っておいてよかったな、Xもやっておいてよかった、とも感じています。いや、SNSから仕事来たことはないんですけど。
同業さんと共通の問題について話し合えたりして、孤独感が和らぐのがいいなあと感じています。
年賀状のお仕事も増えました。
以下、今年描いた中で気に入ったイラストを何枚か貼っておきます↓
その他、今年描いたイラストを集めたものはこちら↓
ふたつめ・小説方面の目標
これは実現しました。
おかげさまで書籍になって、web書店・リアル書店でアンソロという形で売り出されます。
よもや、まさか、小説で賞がいただける日が来るとは思いませんでした。今年一番の驚き。
イラストで達成できなかった目標が、代わりに叶ったのかなという印象。いろんな分野に節操なく手を出しておいてよかったです。無理めだと思っても、目標として書いてみるもんだなと思いました。
これまで、賞が取れなかったときは、なにかしらの文芸系受賞者同士が、自分をスルーして、高みの者だけができる談笑をしてるのをずっと、草と同じ高さから、おめでとうって言いながら、見てきました。
おめでとう、というたった5文字すら言えないくらい悔しいときもままありました。
その積もりに積もった妬ましさたるや、ガイドライン順守ではとうてい書ききれないほどなのですが、それが賞を取ったとたん、全然知らない物書きの方からも、祝賀いいねが連日、雨のように降ってきて、お前も仲間と認めてやるよ、みたいな、独特の温かさを1週間くらい感じたのを覚えています。
賞を取る前と後で、相手の対応もフォロバ率も、全然変わった。
おどろいたことには、イラストで最上位賞取った時より反応が大きい。どれだけみんな、小説で賞を取りたいと思ってるか、怖いほどわかった。
だからこそ、賞を取る前から仲良くしてくださっていた方との関係は、より一層大事にしていきたいと思ってます。
と思っていた矢先にここ数年親しくしていた方が、小説創作界隈から退会されるという悲しみもありました。
彼女は精神性を重視する人だったので、即物的な傾向が強い昨今のweb小説界隈のありかたと自分の創作のはざまで悩んでいたようなのですが(というか悩みはもっと深いところにあったのかもしれないのですが)、去年から2回ほど引き留めたものの、これ以上止めることができず、退会という道を選んで行かれました。
どこかで満足できる創作環境に身を置けているといいなと願ってます。
みっつめ・ブログ方面の目標
これは順調です。
noteはフォロワ数がおかげさまで200に達しました。Xは300くらいです。
年の初めごろは、noteとXは同じくらいのフォロワ数だったのですが、イラスト発信がメインのアカウントということもあり、途中からXの増え方のほうが顕著になりました。
たぶん、イラストと相性がいいのは、Xの方ですね。
noteは、ちょっとした日常の悩み事みたいなのを書いたほうが、反応をいただける印象があります。
しかし10月にXに激震が走りました。Xは投稿物をAI学習に使うと宣言したので、このまま継続使用でいいのか? という問題の発生です。
そこで別のSNSにもアカウントを取ってみましたが、いくつもSNSを使うのが大変すぎて、結局Xにいます。
びっしり透かしを入れて投稿しているのですが、やらないよりマシ、くらいだろうなと思ってます。
引き続き、つぶやき系とブログ系のSNSを使い分けていきたいと思っています。
よっつめ・公募方面の目標
これは達成しました。
反省としては、巳年年賀コンの採用率が思ったほど行かなかったことです。
率直に申し上げて、年賀コンに対しておごりがありました。
運よく大きな賞を一個取れたことが、達成につながったので、達成できたのは、ほとんど運だったなと思います。運も大事ですが、もっと実力を付けていきたい。
最終的な2024年の公募リザルトや公募愛憎などをまとめたものはこちら↓
2024年は、あと60日もないのですが、残りの期間は、2025年がうまく走り出せるように準備する期間にしたいと思っています。