衣替えとお買い物
暑さが落ち着いたのと、チビコが大きくなったのとで、チビコのクローゼットが毎日爆発してるから大整理する。
改めて見る夏服は、色褪せて伸びて千切れてて、1年ぶりに出した秋物は見るからにちっちゃい。
つまり、まともに整理たらほんとにスッカラカンになってしまい、チビコとお買い物に行く事にした。
…だけど、なぜだか猫プリントのスカートがぽわんと大きく膨らんでいる「猫ドレス」だけを買って帰る事になった…
「いや、こういう事じゃないんだチビコ!秋の幼稚園にどんな服で行きたいの?」
「うーん、動きやすい服だけど、それよりチビちゃんが欲しいのは、この猫ちゃんのドレスなのおお〜〜ん!」
とかなんとか。
でも、実はチビコは試着室が初めてだったので『試着室って夢いっぱい!』みたいに思わせてあげたかったから、今回はこれで良かったのだ。試着が好きになれたら一生楽しめるし。猫ドレスは型落ちで大セールだったし。
果たして秋の普通服は改めて私が買って来ることになった。
買い物エキスパートである実家の母と、風通しのいいショッピングモールで待ち合わせして、お互いの秋の装いを褒め合って「褒め合いは恥ずかしいからやめましょうっ!」ってお約束の会話もひさしぶりに聞いた(笑)
目星をつけておいた店でチビコに似合いそうな、動きやすそうな、お買い得な、かわいいものを、母と手分けしてあっという間に一揃い買えてしまう。前回の猫ドレスの時はどれっほどの、ややこしいことが起きたかっ…チビコがいないとスムーズだよおおおお!!と感極まる。
お会計をして、お店の人が商品をバックに入れてくれている時に、レジ横にちっちゃ〜いベビー靴下を見つける。見回すとレジ周りはベビー服でいっぱいだ。。
「ねえ、ママ。ここにあるこんなちっちゃな服よりもチビコは小さかったんだよねえ。信じられる?こんなに小さかったなんて。かわいいよねアイツ。フフッ。かわいかったなあ〜。」
そろそろかな、とレジのほうを振り返ったら、レジの女性がすご〜〜く優しく私達を見ながら、待ってくれていた。あの人にもきっと大事な大好きなチビがいるんだ、と思う。
母とハンバーガーを半分こして食べて、激重い巨大なカップに入ったイタリアンカプチーノが驚きの大当たりで感激し、秋風の改札を入ったら急にトイレに行きたくなっちゃって、母の乗る電車が来ちゃって、バイバイ!ママごめん!うん電車来たわ、じゃあここでねっ!チビコちゃんによろしくね、バイバ〜イ!
とか言って、こんなに楽しかったのにこんなガヤガヤと、変な場所で別れてしまった。
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夕方。買った服をチビコが着てくれた。冒険で選んでみたリラックスパンツが思ったよりはるかに伸び、チビコがジャンプスーツ芋虫みたいな状態になり爆笑して転げ回られる。裾をチョキチョキ切ると、2本のターバンが出現。
このターバンが使いやすいったらなくて!
そんなもんなのよ〜〜〜