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「フェアに挑戦できる、未来を創る」ってどういう事?その2
こんにちは、FUNDINNOの北上です。
当社で掲げているビジョンは「フェアに挑戦できる、未来を創る」というものです。これについては、社員に浸透している!と言えるものと考えています。ただ、これから仲間になっていただく方々には、もう少し知って頂きたいなと考えており、本日は代表の柴原と、FUNDINNO PLUS+事業部長である喜多、またCEO室CROである牧野に話を聞いてみました。
今回は代表の柴原編です!
まずは代表取締役CEOに質問!
会社を設立した想いを聞かせてください。
柴原:そうですね、起業家が挑戦しやすい環境を整備していきたいという想いで創業しました。
これを実現するための打ち手として、スタートアップへのリスクマネーの供給に対する構造改革が必要ではないかというところで、個人や法人が直接スタートアップに投資ができる環境を作っていこうというところでスタートしています。戦略・戦術ともに創業当初から全く変えておらず、現在地点まで持ってくることができたかなと思っています。
スタートアップへのリスクマネーの供給を増やすためには、やはりこの市場に対する信頼性が必要ではないかと考えています。情報の非対称性の問題を解決するためにFUNDOORというプロダクトを生み出し、投資後の経営状態を投資家様にお伝えできるように整えてきました。投資の世界を広める上で株主様の管理も必要でその機能を具備しています。
また。未上場株、スタート株は流動性が乏しいという問題がありますので、その問題解決のためセカンダリマーケットを構築してきました。
事業内容を詳しく教えてください。
柴原:フェアに挑戦できる未来を創る、ということを掲げ、2015年11月に創業しました。起業家が挑戦しやすい環境を整備していくために、まずは非上場株式市場の民主化を実現させていく、ということを目的に活動を開始しました。
これを実現するために以下の3つを課題に設定し、独自のサービス・プロダクトでその問題の解決を図っています。
①日本の未上場企業へのリスクマネーの供給量が少ないという課題がある中、当社は構造改革を実現して、個人や法人が直接、未上場株へ投資することを可能にしてきました。
②未上場株式市場の情報の非対称性という問題を解決するため、起業家と投資家とのコミュニケーションを促進する。そのためにFUNDOORというサービスを開始しました。
③上場株式市場と比べて非上場株は流動性が乏しく、売買をしにくい点がありました。そこで日本初の非上場株式のオンライン売買市場を構築しています。
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このように、リスクマネーの循環構造を意識してビジネスを構築してきました。投資家が未上場株を買えるプライマリー事業、ベンチャー企業が株式を管理できるグロース事業、その株の売買ができるセカンダリー事業を構築していて、ベンチャー株を買って管理できて、売れてというサービスを一つの会社が運営することで、リスクマネーの循環を実現しています。
さらには、これら急速な拡大を支えるというところで、三菱UFJ 信託銀行と共同のサービスMUFG FUNDOORをリリースしています。株主管理に特化した SaaS 系のサービスです。大手銀行とスタートアップが一緒にサービスを出すというあまり事例がないと思いますが、当社はそうした中でも大手金融機関との共同プロダクトがあり訴求できていると思います。
加えてご紹介したいのが。FUNDINNO GROWTHです。こちらは昨年度にベンチャーの CXO人材採用に特化した会社をM&Aにてグループに参画してもらいました。ベンチャー企業が資金調達後、資金使途の内訳で最も高い内訳の一つが人材採用となっております。成長には優秀な人材は必要不可欠ですからね。
最後は非上場株のセカンダリーマーケットというところにしておりまして、こちらもまだまだ拡張の余地のある領域です。発足当初は個人での取引、非上場株の取引というところに注力してきましたが、近年は、ファンドの償還期限を迎えた案件であったり、創業株主がセカンダリーをするというような、発展的な使い方というところもこのセカンダリーマーケットで実現しております。
FUNDINNOで働く事の推しは何でしょうか?
柴原:野村證券や三菱UFJ信託、第一生命など、大手金融機関をはじめとして多くの企業から累計で100億円近くの出資いただきました。当社は証券会社でもありますので、自己資本比率に基準がありますので、ベンチャー企業の中では、財務が安定している点が一つの推しポイントです。
もう一つの推しポイントとして、拡大フェーズにあるというところです。背景として、これまでプライマリー事業の中でも特に重視してきたFUNDINNOというウェブ上で投資家を募って資金調達を実現するというサービスですが、残念ながら1社が1億円までしか資金調達できないという法的な制限がありました。これがスタートアップ育成5ヶ年計画の元、緩和がなされています。また、FUNDINNO PLUS+という新たなサービスを構築しました。これによってプライマリー事業の1件当たりの案件の成約金額が、数10倍の規模になりました。非常に生産性が増してかつ、売上が急速に伸びていています。これまで法改正によって売上の急速な拡大というところを実現してきましたが、テイクレートの目線で見ますとまだまだ成長可能性余地というところが大いにあるというところも同時にお伝えいただきます。
こうした事例は、日本初のものばかりです。ですのでもしも一緒に働くご縁をいただけましたら、その方は、自分が行った仕事が市場に対して一定程度インパクトがあるよという手触り感を実感いただけるのも推しポイントの一つになるのではないかと考えています。
今後どのように会社を発展させていきたいと考えていますか?
柴原:非上場株式市場は金融市場の中でも最後のフロンティアと言われていています。やるべきことがたくさんあって、様々なチャレンジができます。広大なマーケットなので、やることを絞って、特にピボットをせずに、一貫して創業からやるべきことを順番に組み立てて現在まできた、というのがこれまでです。
フィンテックにおいてはシステムが重要ですので、システム開発に大きな投資をしてきました。それがようやく実を結んで、回収期間に入りました。足もと急速に単月で黒字化を達成できるようになってきています。金融機関は信頼や安定性が必要です。
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会社の雰囲気はどうですか?
柴原:明るくて楽しいメンバーが多いです。多分働いていて嫌な感じになるとか、風通しが悪いみたいなことはないと思います。嫌な人がいないってすごい強みだと思っています。純粋にみんなで頑張っていこうっていう雰囲気がある会社だと思います。
当社に応募を検討している方へメッセージを!
柴原:推しポイントを見ていただければと思いますが、事業成長を一緒に実現をしていきましょう。新しくジョインする方々が成長実感できるステージにあると思っています。