【デイサービス】3月13日からのマスク着用についてのお願い
どうもこんにちは、藤見です。
3月13日以降のマスク着用については個人判断に委ねる(個人の主体的な選択を尊重する)方針になる、とはいえ、高齢者の集まる場(通いの場)でのマスク着用は今後も推奨される方針になりました。
今まで「着用を(徹底)すること」と明記されていたことを考えると、少し温度感は下がった印象ですが、厚生労働省としては引き続きマスクは付けてね、ということのようです。
そもそもマスクは必要か?不要か?のやり取りは、双方の価値観が違いすぎると着地点が見えないので避けますが、とはいえデイサービスを経営している社長さんや管理者さんには不安もあるようです。
事業所の不安と懸念
経営者さんとお話していると、
「もうすぐ脱マスク宣言が出る」「これからは自分の好きにしていい」こういった解釈でニュースを耳にしている人(利用者さん)が増えているので、ひょっとすると中には勘違いをして「デイサービスに通う時にもマスクは付けてこなくてもいい」と思ってしまう人が出てくるかもしれない。
そういった不安があるようです。
すると、またマスクの有無やマスクに関したアレコレによって利用者間でトラブルが発生することも懸念している様子。
これまでにも散々「あの人はマスクを外すから近くに座りたくない」とか「あの人から注意されて気分を害したから同じ日には行かない」とか、マスク着用の有無に限らず、手指消毒や換気対応、フロアで咳き込む仕草など、この数年で利用者間の揉め事に発展することは本当に増えていて、その仲裁をすることが事業所側にとっては相当な負担になっていることを聞いているので、そういった不安や懸念もうなずけます。
そこにきてこの話題です。
最近は空港や観光地も賑わってきて、街にも活気が戻ってきて、季節も温かくなって春めいてきたし、ワイドショーではマスクは個人の自由でよくなったと言っていたのに、どうしてまだ付けないといけないの?
こういった人もいるかもしれない。(その人に悪気はないかもしれないけれど)その対応に追われることも多くなるかもしれない。
「思いやりの気持ちを持って、みんなで仲良くしよう」
の一言では片付かないのが大人です。
なので、
改めてマスク着用の案内POPを作りました
マスク着用は個人の判断に委ねられることになりました、といってもウチのデイサービスに来る時は付けてくださいね。お願いしますね。世の中の動きや皆さんの声を聞いて変更や見直しはしていきますので、もう少し協力してくださいね。
という主旨です。
これまでもマスク着用の案内POPは使っていたわけですが、(※以前のPOPデータはこちらに)
冒頭にも書いたように、当時とは少し温度感も変わってきた背景があるので、改めてメッセージを作り変えました。
フロアに掲示したりラミネート加工してテーブルに置いたりして、皆さんに見てもらうことで「ここに来るときは必要なのね」と思ってもらえればいいかなと。今後もし付けてこない人がいた場合にも掲示したPOPを示してお話すればいかなと。
ちなみに、
医療機関や高齢者施設などの対応として、「マスクの着用は個人の判断に委ねられるものではありますが、事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されます。」といった一文は厚生労働省のHPにも記載があるので、事業者からマスク着用のお願いはできるようです。
昔のように皆で顔を見合わせながら体操したり食事したり、会話ができるフロア環境に戻れれば、それが一番いい。
というのも本音だと思いますが、
もし万が一にでも、事業所内で感染拡大するようなことになれば存続自体が危ぶまれることもあるわけなので、5類に移行するとしても着用が個人の判断に委ねられるとしても、まだ当分の間は「マスク着用にご協力をお願いします」の一択になるのかなと思います。
なので、何かの参考にしたい人やコレ↓をそのまま使いたい人は、自分の事業所名に作り変えて使ってください。
※全文コピペして使っても大丈夫です。