【ふなログ586】「義務」を果たさなければ、「大望」もただのワガママだ。
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先週末は5回目のワクチン接種した後に、
IMAXで『すずめの戸締まり』2回目の鑑賞。
1回目に鑑賞した時と異なる部分で感情が動いたり、
気付かなかったことが気付いたりで、
2回目にも関わらず物語に引き込まれました。
もう一度観に行こうかな。
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案の定出た副反応の頭痛のあと、
土曜日は丸一日オンラインでセミナー受講。
最近は、
学ぶ度に「痛み」を感じる度合いが強い。
その後、
ちょっとした「勝負事」に大負けして、
かなりの焦燥感に駆られたこともありました。
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最近つい気が緩んで
余計な不安を感じたりしたので、
いい加減悪循環をストップさせるのも兼ねて、
敢えて仕事を詰め込んで忙しくしていく。
不安を解消する最高の方法が
世の中にあるとすれば、
「ヒマな時間を作らない」
「目の前のことに集中する」
「義務を果たし切る」
ということであることを、改めて実感しています。
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特に、
「義務を果たし切る」ことは最重要。
思い通りにならず不安になってしまう時ほど、
目の前の義務をすっ飛ばして、
欲しい権利ばかり求めたがってしまう。
そうすると、余計に不安になる。
悪循環になります。
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そんな時は、どんなに面倒であっても、
目の前の義務を果たすことに専念する。
そうすると、
不思議と焦りや不安が消えていくのです。
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「どれだけ義務を果たさなければならないんだ・・」
と、途方に暮れることもありますが、
着手して一個一個果たしていくことを大切にしていけば、
必ず、精神的に安定していきます。
もしかすると、
こういった義務は「第一領域」的なタスクであり、
得たい権利は「第二領域」的なタスクかもしれません。
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「第一領域」と「第二領域」とは、
『7つの習慣』で語られている、下記概念です。
・緊急かつ重要なこと:第一領域
・緊急でないが重要なこと:第二領域
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義務を放り出したくなる気持ちは、
人である以上、本能的に逆らいがたい部分はあるが、
このまま放り出して失うことが多いことを自覚すれば、
やっぱり、まずは義務を果たす方が良いことに気付きます。
散らかった部屋を片付けてみる。
汚れた場所を掃除してみる。
義務を果たしてスッキリしていく感覚は、
整理整頓、片付け、掃除をしていく時の感覚に似ています。
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たとえ、
目の前の仕事に気が進まない、納得がいかない部分があったとしても、
「義務」として自分に課せられているのであれば、
率先して果たさせて頂く。
「義務」を果たせなければ、「自由」は手に入らない。
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しかし、こんなことは、
頭では分かり過ぎるほど分かっていても、
なかなか行動に移せない時もあります。
まぁ、そんな時は・・・
ひたすら目の前の仕事に没頭する、
と決めることが大切なんですよね。
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仕事でも多く悩むことも最近ありましたが、
覚悟を決めて臨めば相手にも伝わるのか、
状況も好転していくのを感じました。
場所を鎮める旅を続ける『すずめの戸締り』のように、
仕事をしながら自分の中の「義務」と向き合い、
一つ一つ扉を閉めていく。
これは、
自分の中にある「何か」の浄化活動。
「義務」を果たさなければ、
「大望」もただのワガママだ。
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来年、
私が会社を辞めて新たなお仕事を築くためには、
やはり「義務」を放棄しては成り立たず、
しかし「大望」も棄ててはならない。
「大望」を望むからこそ、
目の前の「義務」を果たさなければならないけど、
「義務」に埋もれて「大望」を忘れてもならない。
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ということで、
改めて「義務」を果たしながらも
相も変わらず「大望」に向けて動きます。
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それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。