【ふなログ789】今月はマラソン2大会出場チャレンジ。自分の基準で戦ってますか?
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今月11月は、異なる種類のマラソン大会2つに参加してきました。
11/16(土)国立競技場Enjoyリレーマラソン
11/24(日)さがみ風っ子トレイルランニング(20km)
先月は横浜のフルマラソン完走し、
今月は上記2大会に参加。
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リレーマラソンは、42.195kmをチームで完走するので、競技場1周約1.3kmを22周分。仲間と共に、1人1〜4周しました(私は4周)。
チームで去年の記録を上回り、大会後の飲み会が最高に楽しかったです。
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トレイルランニングは、
相模湖近くの城山湖周辺の道路と林道を周回するコース。1周10kmなので、私は2周して20kmのコースにエントリーしました。
こちら、怪我なく無事に完走!
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トレイルランニングは、
「ちょっとした坂道登るくらいだろう…」くらいに思っていましたが、林道に神社の参道並みか?の階段がある程急な坂道が数キロ続く場所があり、かなり心をへし折られました(笑)
富士山に今年5回登った私ですが、走るとなると筋力不足を感じざるを得ませんでした。。
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ただ、林道は土の上を走るので、
木の根が張り巡らされたり、石が散乱している道以外は、とても柔らかくて走りやすかったです。
空気もとても良かったですしね。
で、記録ですが、
・リレーマラソン:競技場1周を6分11秒(去年の記録から6秒UP!)
・トレイルランニング:20kmを3時間24秒
でした。
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初のトレイルランは、思った以上に過酷でした。
しかも、43人中43位・・・・
という、なんと残念なことに「最後尾!!」を記録することになりました。
(去年の大会結果を見ると、1位は1時間48分だったそうです)
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一周目の急坂で減速してしまい、気がつけば最後尾で真後ろにペースメーカーのスタッフが走っていることに気付き、「マジかよ!」と嘆息して一瞬脱力。。
靴もランニングシューズを自宅に忘れて、クッションがほとんど無い革のスニーカーで走ることになったので、足への衝撃が強かったです。
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「こりゃ、ハンデ戦だな」と割り切ったものの、
「最後尾」というのが本当に屈辱的な感覚に感じました。
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しかし
「いや、この年齢でびりっケツを経験できるのって、かなり貴重な経験ではないだろうか?」
と、走りながら捉え直したんですね。
小学生の頃、徒競走が大の苦手で最後尾ばかりでしたが、
大人になってから、何かしらの最後尾を味わうことは滅多にありませんでした。
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「最後尾」って、他人と比べた基準ですよね。
だから、最後尾を屈辱的と感じているうちは、他人と比較した基準で勝手に落ち込んでいるわけだから、自分の目標から乖離した意識になっている状態ではないでしょうか。
そう感じた後は、かなり気持ちがラクになり、
「マラソンも人生と同じく、登り坂もあれば下り坂もある。そして魔坂(まさか)もある」
今の苦しみではなく、長い期間で今を捉え直していくと、
今出来ることに集中するしかないわけです。
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かと言って手を抜くわけでもなく、
登り坂で早歩きでも「歩きながら休憩しとるんじゃ」と言い聞かせてパワーを充電し、
下り坂で「ここを攻めなきゃ何時攻めるんじゃ」と走っていく。
それを繰り返して、怪我なく無事に完走できました。
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後ろをくっついて走っていたペースメーカーのスタッフさんも、
箱根駅伝で選手に伴走する監督のように「しっかり走れてて凄いです!」と励ましてくださったり、めっちゃ貴重な体験でした。
これは、最後尾でなければ味わえない(笑)本当に感謝です。
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20km完走したゴールでは、一際スタッフさん達に讃えられたような気がしました。
昔の私だと「何言ってるんだ、結局ビリじゃないか」と、ヘソを曲げてイジけていたものですが、今は非常に清々しい気持ち。
「完敗だった。しかし、爽快じゃないか」と。
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靴がランニングシューズではなかったので、足裏と膝がかなりダメージを受けていて、登り坂は殆ど歩くしかありませんでしたが・・・
途中、気の根っこに躓くこともなく、崖から転落することもなく、怪我なく完走できたことが何よりでした。
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私にとっては、「楽しんで完走できればいい」が、マラソンにおける目標なので、それで良かったです。
負け惜しみのように聞こえるかもしれませんが、ビリだとしても、「自分の基準をどこに置くか?」が重要だと思いますね。
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仕事では、お客様(相手)あっての基準にはなりますが、それでも「自分がどこを目指すか?」をしっかり据えていくことが大切です。
記念すべき最後尾。
なかなか目指そうと思っても目指せないですね。
悔しかったですが、不思議と清々しい気分でした。
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これからも、チャレンジを忘れずに、仕事にも活かしていきます。
来月は、金沢八景のハーフマラソンに参加。
平地なので2時間切りを目標にします!
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他者が引いたルールや基準ではなく、
他者に左右されない自分の基準で戦い、その基準を豊かに高めていきたい。
そのように感じた大会参加でした。
それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。