【ふなログ730】正直煙たかった「グルテンフリー」。食品開発話に触発されて、人生とビジネス構築の活路を見出す
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今日は朝から倦怠感。
(最近、こんな調子の出だしが多くて申し訳ない)
いつも朝からシェアオフィスに足を運んでいるのですが、
身体が思うように動かないため、久々に自宅で仕事することに決めました。
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時々、床に横たわることもありました。
調子出ない時は、何をやっても進まない。
しかし昼、IT講師としてオンライン授業を行い、
そこで気力が回復しました。
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不思議なものです。
誰かに価値を提供できている実感は、
オンラインであっても対面でのコミュニケーションで
私は特に感じるようです。
これを繰り返すことで、
自分が出来る「独自の価値提供」が
少しずつ浮き彫りになるんですよね。
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気力が回復したので、
午後はシェアオフィスに移動。
外は雨上がりで独特の空気。
土やアスファルトが湿って蒸気した空気の匂いが、
とても好きです。
山の匂いを思い出します。
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ところで先日、
シェアオフィスで開催されたイベントで、
シェアオフィス近辺にある「ヤマヨシ@青果店」で販売されている
「グルテンフリーサンド」の試食会と、
プレゼンテーションの場があったので、参加してきました。
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米粉を使ったパンケーキ生地に野菜をミックスし、
ポテトサラダをサンドしていたり。
米粉を使った月餅、ケーキなど。
月餅は特に、生地が薄いため、
商品開発にかなり苦労されたそうです。
「ホントに米粉なんですか!?」と連呼してしまう程、
美味しいサンドでした!かなり食べてきましたね〜
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これらのお食事が、
シェアオフィスのランチとして販売することになったため、
そのPRも兼ねたイベントでした。
私としては、
ITエンジニア兼IT講師のお仕事をしているわけで、
「お食事したい」と思う欲求以外、
全く無関係な接点なのですが、
やはり参加して良かったです。
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実は私「グルテンフリー」の食事については、
あまりいい思い出を持っていないので、
正直「どうでもいい」と感じていました。
過去、とあるコミュニティに参加して
「グルテンフリー」の食事を啓蒙、勧められながらも、
やはり馴染むことが出来ず、
そのコミュニティを去ったという過去がありました。
「健康上理想的かもしれないけど、何を食べたいかは俺が決めるんだよ!」
という感情が爆発し、
そのコミュニティに居づらくなった
という、まあそんな過去があったわけです(笑)
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パン、うどん、ラーメン食いたい時は食いたいし、
ごくたまにジャンキーなものも食べたいとも思う。
パンやケーキが好きな子供に、
わざわざ手間とお金かけてまで、
「グルテンフリー」の食材を
啓蒙して仕入れる余裕など全くなく、
自分もそこにストレスを感じるようなら、
「そんなん、やめちまった方がむしろ精神衛生上健康じゃねーか!」
と考えたためです。
こういうのは正しいとか
間違っているとか関係ありませんよね。
理屈だけで
感情が追いつかない理想論などクソの役にも立ちません。
(乱暴な物言いですが他意はありません)
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なので、
「グルテンフリー」を押し付けてくるような輩であれば、
「速攻去ってやろう」
と思いながら参加していたわけですが。。
プレゼンで登壇してくださった
商品開発を監修された管理栄養士さんとしては、
小麦に含まれる「グルテン」と呼ばれるタンパク質を
摂取し過ぎるのが問題であって、
要は程度の問題であると。
そして、
その開発してきた熱意と熱量も伝わってきて、
とても感慨深かったです。
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原理主義のように排除する訳ではないので、
「選択肢」として摂取できればいいいかな、と思い
じゃ、
「今度ランチとして購入してみよう」
という気持ちになりました。
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あとは、このように
米粉だと小麦のような「もっちり感」を出すのが難しいので、
好かれる食感をどのように作り上げるか?とか、
そのために組み合わせる野菜の種類、栄養素の話、
商品開発の話など・・・
やはり、
「一筋縄に行かない」商品開発の話は、
業界業種関係なく、とても興味そそるのです。
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私として、
来年2024年は
「自分の名前、提供できる価値で商売する」
という目標を掲げているのですが、
「自分が提供できる価値とは?」
という命題について絶賛模索中の状況です。
簡単に模索できるようであれば、
その程度の価値でしかありません。
もちろん、
だらだらと模索しても駄目です。
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言えるのは、
「人との接点によって、提供する価値が浮き彫りになる」
ということ。
商売には必ず価値を必要とする相手が居て、
対価を頂くことになります。
今回のような「グルテンフリー」の食材に基づいた
商品開発にしても、一過性の流行に乗っただけでは、
とても良いもの、
求められるものは作れないはずです。
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必ず、商品やサービスを希求する
困ったこと、ニーズは人にしか答えはなく、
それは自分1人で閉じこもって考えても、
一生答えは出ないでしょう。
「どのようにして、ニーズを掘り起こすか?」
掘り起こしたニーズから、どのようなソリューション(解決策)を導くか?」
「そこまでに至るギャップはどんなことがあるか?」
「ギャップ、あり過ぎなら、逆にチャンスなんじゃね?」
→近江商人の逸話のように
…という
自問自答を繰り返したり。
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もちろん、裏では「1勝9敗」ばりに
失敗もしたり試行錯誤するでしょう。
自分の考えだけに固執せず、
異なる業種や異なるフィールドに出て、
抽象化した構造を抜き出して、
自分の土俵で再構築していく。
ここに、
自分独自の価値提供や自分独自の幸福感、
自分独自の人生観に
つながるヒントが山盛りにある訳です。
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よって、
自分が許容できるリスクの範囲内で、
一見関係ないと思われる世界に突っ込んでみるのは、
意外なところから突破口が見えてくるのです。
今回のイベントでは、
そんな気付き満載で、結構質問してしまいました。
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ま、そのイベントの翌日、
「天下一品」でこってりラーメン食べているんですけどね(笑)
ガス抜きも大切。自由になれ。
もっと自由に感性を解放し、
発想を広げていきましょうw
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それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。