見出し画像

敏腕編集者 箕輪厚介著 「死ぬこと以外かすり傷」 感想

今話題の敏腕編集者の箕輪さんの本

「死ぬこと以外かすり傷」

早速読みました。

続々重版が決まっているので、第一刷はすごくレアになるかもしれないです。笑

この本は、全体として

「自分がワクワクすることを、夢中になってやり続けろ。」

「口だけではなく、とにかく手を動かせ。」

というようなことが書かれています。

常に箕輪さんは、twitterやインタビュー、講演などでこういうことを仰っているので、

twitterで箕輪さんをフォローしている人やNews Picks Bookを読んでいる読者にとっては、

特に目新しい事が書かれている訳ではありません。

僕もNews Picks Bookはほとんど読んでいるので、ある程度内容は予想出来ていました。

しかし、

そういう人たちにとっても

この本によって、新たな気付きはあり、一読の価値がある本だな。

というのが僕の率直な感想です。

もちろん今まで全く箕輪さんのことを知らなかった人たちにも是非読んでほしいなと思います。

ここでは、
この本による、僕にとっての新たな気付きというものを3つほど書いていこうと思います。

1つ目は、
編集者という仕事のメリットについて。

2つ目は、
意識高い系に関する箕輪さんの見解について。

3つ目は、
自分がその仕事で何を稼いでいるかを言語化すべきということについて。

です。

1、編集者のメリットについて

箕輪さんは、編集者のメリットは3つあると書いていて、その中でも僕が印象的だったのは

「才能カクテル飲み放題」であるというメリット。

編集者は、自分が惹かれた才能に対して直接触れることが出来る。

そして自分が認めた才能ある人と一冊の本を内臓を擦り合わせて作る事により、編集者自身がずば抜けた成長が出来る。

「確かに。なるほど。」と思わされた。

こういった編集者の生の意見が聴ける機会は、一般人にはあまりないのでとても興味深かった。

2つ目は、
意識高い系に関する箕輪さんの見解について。

「だから僕は、ビジネス書を読んでも意味がないとか講演会なんかに行く暇があったら仕事をしろという声を聞いたときに反論する。『実際に手を動かすほうが価値はあるが、これからの世の中がどこに向かうのかを知っているということも極めて重要だ』と。」

「『知っている』と『知らない』の間にとてつもなく太い川が流れているのだ。」

この章が、僕がこの本で一番印象に残った章だ。

なぜか?
それは、僕が現状紛れもなく「意識高い系」だからだ。

僕は、

News Picks Bookは、ほぼ読んでおり、

見城さんの講演会にも行き、

落合陽一さんの講演会に行ったりなどしている。

かと言って、何か手を動かしているのかと言われたら、

このnoteにブログを書いたり、NewsPicksにコメントをするぐらいだ。

ほとんど何も手を動かしていないと言っていいだろう。

(ちなみにNews Picksのアカウントはこれ。👇ぜひフォローしてほしい。)



僕は、世間的に言われている意識高い系の典型のような人間だと思う。

そんな僕は、
「このままでいいのか。」「自分このままではヤバい。」
という感情を抱えて日々を過ごしている。

そんな僕は、
これらの箕輪さんの言葉には、とても救われるというか、励まされた。

箕輪さんも無名の時に、
見城さんの講演に行ったり、佐渡島さんの講演に行ったりしていたということを聴き、

僕もいつの日かのために、今出来る事をしていくしかないという想いになった。

それが、講演会だったり、読書だったりなのかもしれない。

なんというか、とにかく日々一生懸命生きていこうと思った。

3つ目は、
自分がその仕事で何を稼いでいるかを言語化すべきということについて

箕輪さんは、会社(幻冬舎)の給料の20倍のお金を副業で稼いでいる。
では、なぜ幻冬舎で働いているのか?

それは

幻冬舎では、
「箕輪厚介というブランド」を稼いでいるからだ。

それに対し、副業のコンサルでは
「お金」を稼いでいて、

また
地方講演では、
「未来」を稼いでいる。

それぞれの仕事で稼いでいるものが違うという発想は、これまでの僕にはなかったのですごく勉強になった。

僕は、
すごく大げさな言葉になって、恥ずかしいのだが、
このブログで、「信用」を稼いでいると言えるのかもしれない。

また、箕輪さんのこれまでの仕事の経歴が書いてあるのだが、最近は批判も増えてきたと書いてあって、

元楽天の監督である野村監督の

「無視、称賛、批難」

という段階で人はステップアップするという言葉を思い出しました。

三流は、無視され、
二流は、称賛され、
一流は、批難される。

まさに箕輪さんは、このステップを踏んでいるなと感じました。

野村監督の言っている事の具体例だ。笑
と野村監督のファンである僕は、なんか嬉しい気持ちになりました。

最後に

この本の本質は、
とにかく楽しい事やって日々一生懸命生きようぜ。
ということだと僕は思います。

すごく元気づけられる本なので、是非読んでみてください。

感想も待ってます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

ふなはしでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?