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僕の母は、最高の母だったのかもしれない。「居るのはつらいよ」

「居るのはつらいよ」https://amzn.to/2L18Wqg
という本をとある友人から紹介されたので、読みました。

そうしたら、僕の母親は偉大だったということを認識しました。
この本を読んで、なぜそう思ったか。
それについて書いていこうと思います。

まず前提として、
著者は臨床心理士であり、
本書は
デイケアにいた時の著者の実体験を基に
「ケア」とは、「セラピー」とは、
について深い洞察がなされている本です。

以下本書より引用

人は本当に依存しているとき、自分が依存していることに気づかない。
依存労働は、当たり前のことをさも当たり前のように提供すること
子どもがいちいち母親のしていることに感謝しているなら、それは何か悪いことが起こっている。

この定義から考えると母親の仕事は、徹底的に依存労働です。
だから、性質として感謝されにくいのです。


僕自身、大学で一人暮らしを始めるまでは母親に依存していることにすら気づいていませんでした。
まさに「人は本当に依存しているとき、自分が依存していることに気づかない。」ですね。

僕の母親は「何でもやってもらえるのは当たり前じゃないんだからね」ってよく怒ってましたけど、
子供に依存していることに気づかせないぐらい、当たり前だと思われるぐらいに良い母親だったんだなって思いました。

いやー、本当にありがたいですね。

やっぱり知識を武装すると、世界の解像度は上がりますね。
これだから読書はやめられません。

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少し重めの本で、少し難しいですが、是非読んでみてください。
子育てしてる母親とかが読むと、救われる本かなと思ったりします。

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