フィルムのスキャンの続き (1995年 九州ツーリング編)
バナーの写真は、キャンプ場の所在地につて明確な記憶が無い。
曖昧な記憶なのだが、1995年に九州のツーリングで、3泊目のキャンプ場かと思われる。
一泊目は、宮崎にフェリーで上陸し、桜島を目指して南下する。
桜島を横断して鹿児島市を通過して、塩浸温泉を目指す。今で言うところの「聖地巡礼」でして、1993年の夏は、高知の桂浜を目指してバイクを走らせてました。ちなみに、司馬さんのファンでもあります。
話を、九州のツーリングに戻しますと、本州で生まれ育った私にとって、九州の青空が吸い込まれるように綺麗で驚いた。バイクで、北海道から大阪や四国も走ったが、空の青さに気持ちが揺さぶられたのは、初めての経験だった。
もう、北陸育ちの人間からすると南国の青空なんです。噴火の度に全国ニュースになる桜島と南国に繋がる青空が綺麗だったので、撮った一枚。
塩浸温泉の前を無事に通過し、一泊目のキャンプ場が、「えびの高原キャンプ場」だったかと記憶している。
キャンプ場の入り口にバイクを止めていたら、家族で訪れていたお子様にバイクを覗かれたらしく、「メーターが320km/hまで書いてある。」って両親に話しかけてました。温室効果ガスの削減が叫ばれている現代では、なんてことも無いのですがね。
キャンプ場で知り合った鹿児島在住の方から、火山灰が積もることを聞いた際に、思わず「想像できない」と漏らすと、お返しに「雪が積もることが想像できない」と頂いた。
たまたま、私のテントがキャンプ場の入り口付近でしたので、気が付けば7,8人ぐらいの一夜限りの些細な宴会となり、携帯やインターネットなどが無い時代に貴重なローカルネタを仕入れるチャンス。
1991年に初めて向かった北海道も、キャンプ場で仕入れた情報をもとに、翌日の目的地を定めてました。
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