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「あれから」

幡野さんのワークショップを受けてからちょうど1か月が経った。

カメラの手入れもして、好きなものをたくさん撮るようにした。

去年受けたワークショップよりも写真のことを深く考えるようになった。


やっぱり僕は晴れている日に撮る写真が好きなようだ。

好きな景色を毎日撮るようになった。

天気によって、全然見え方も違う。

これも今回のワークショップに参加しなければ気付けなかったことだった。

電車から見える海

幡野さんとお揃いのNAOT

光の読み方もまだまだマグレではあるが、なんとなく掴み始めている。

現像もPCを買って、色味がより出るようになった。

今はブラシ機能を使って、空や被写体など細かい部分も触っている。

ブラシ機能を使って現像するだけでも自分の成長を感じる。

去年撮った写真も現像し直してみた。

被写体に喜んでもらえるように意識した。

“誰かのためを思って現像する”

手紙に似ているような気もする。

現像をしているとその時の空気や匂い、景色を思い出させてくれる。

写真ってほんとに素敵で楽しいものだなと感じる。

これからも被写体への敬意や自分よがりの写真にならないように写真を静かに楽しみたいと思う。

亡き母との思い出のドンクのミニクロワッサン


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