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動物の生態を例に人間社会を語る人には気をつけろ! 【#本能 #生物学
人類の悲惨な歴史から学べる鉄則→「"生物学"という言葉を権力者が持ち出した時は全力で警戒すべし」。大抵は生物学に何の知識もなく、マイノリティへの差別に「生物学」の箔付けがほしいだけ。この手の世迷言を垂れ流す有害な権力者こそ、人類の存続のために滅びて頂きたい。https://t.co/WfRinHHMtK pic.twitter.com/CkhtOyPJaw
— ぬまがさワタリ (@numagasa) May 20, 2021
性的マイノリティへの差別を正当化するために「種の保存」を持ち出すとか全く笑わせてくれるんだけど(真顔)、動物の世界でさえ常に異性間で"つがう"ことがベストな生存戦略と限らないことが判明してるんだけどね…。まぁ興味もないんでしょう、単に差別がしたいだけだから。https://t.co/ytCqPR3w8w
— ぬまがさワタリ (@numagasa) May 20, 2021
仲良し夫婦のシンボルとして有名な「コアホウドリ」ですが、実はメス同士の「同性カップル」が沢山いた!という驚きの事実を図解してみました。近年「動物の”同性愛”」が数多く発見されていますが、そこには(同性婚など)人間社会の進歩や、「愛」に対する価値観の変化も影響してるのかもしれません。 pic.twitter.com/VpDvnDtvIF
— ぬまがさワタリ (@numagasa) March 27, 2021
「Can Animals Be Gay? (動物は"ゲイ"=同性愛者でありうるか?)」というNYタイムズの記事があり、長いけど興味深く、図解でも参考にした。コアホウドリもだけど、動物の「同性愛」について発表すると(良くも悪くも)激しい反応があるそうで、研究者も戸惑うほどだったと。https://t.co/ZaHFqnL8JB
— ぬまがさワタリ (@numagasa) March 27, 2021
コアホウドリの「同性カップル」生態についてはこの記事が詳しい。仲良し夫婦のイメージと裏腹に、かなり柔軟に相手を変える(スイッチする)鳥でもあって、繁殖に参加する/しない、繁殖の成功/失敗などに応じた「スイッチ相関図」とか面白いのだが、図解には入らなかった…。https://t.co/kT82KfPcCv
— ぬまがさワタリ (@numagasa) March 27, 2021
動物の「同性愛」に関しては前にも言及したことがあり、今回のコアホウドリはその発展版という感じ。動物の「愛」をどう捉えるべきか…という視点は大事だけど、さらに重要なのは「人間サイドの価値観の変化と、動物への理解の深化は連動する(場合がある)」ってことかなと。https://t.co/hfrkGanX3T
— ぬまがさワタリ (@numagasa) March 27, 2021
「同性愛」だけでなく、最近紹介した『狼の群れはなぜ真剣に遊ぶのか』でも、実はオオカミの群れで大きな決定力をもつのがメスだった…という話も出たし、人間社会の価値観の大きな変動が、動物学にも新しい視点をもたらして、様々な新知見が明るみに出てきて面白いんだよね。https://t.co/xsEXWZCeQm
— ぬまがさワタリ (@numagasa) March 27, 2021
自然界の「同性愛」の話、もし仮に自然(動物)界に同性愛が全く存在しなかったとしても、人間の同性愛が否定される理由には一切ならない(自然にない=ダメならスマホも科学も宗教もダメでしょ)…というのは大前提。その上で、動物に「愛」があるとして、そこから同性愛だけ除外するのムリやろ…と。
— ぬまがさワタリ (@numagasa) March 28, 2021
女王バチ
古い時代の西欧では、ミツバチの「女王バチ」がオスかメスかという論争が大きく取り上げられ、顕微鏡の発展によってメスであることが明らかになると、今度は「女王バチは王ではなく母親である」のような、人間の考える"正しい生き物"の範疇で何とか解釈しようとする議論が隆盛したということがあった。
— R As Well (@Luzwell) May 20, 2021
当時、ミツバチの形成する社会は人間社会が模範とすべき理想のひとつとして特別視されていたという事情があったり、宗教的背景から"メスはオスよりも小さく作られている"と信じられていたことなども相まって、「女王バチがメスである」という事実はいかにも受け入れがたいものだったようである。
— R As Well (@Luzwell) May 21, 2021
ジャン=マルク・ドルーアン『昆虫の哲学』に書いてあった話なので、良かったら読んでみてください。
— R As Well (@Luzwell) May 21, 2021
シャチ
だからぁーー!シャチはーーー! メスがリーダーの母系社会だから単純に人間に当てはめられないって言っただろーーーー!!!#何か見た
— しろやま (@shisoyama) May 5, 2021
まずシャチを参考にしたいならオスは偉そうにすんのやめて、メスの半分くらいの寿命になって頂いてですね
— しろやま (@shisoyama) May 5, 2021
シャチのメスはまあ80歳くらいまで生きるようですがオスは40-50くらいなんで、よろしくお願いします
— しろやま (@shisoyama) May 5, 2021
まじでシャチを人間の参考にしたいならメスが長生きで娘の子育て支援する部分よりオスが繁殖年齢を終えたら早々に死んでる部分に注目したらいいのに。年食って "生産" を終えてメスに世話されるオスはいないんですよ。なんでそこ都合よく無視できるかね?
— しろやま (@shisoyama) May 5, 2021
群れにいるオスはリーダー (年嵩のメス) の実子であり、リーダーに従う立場で人間のオスのように偉そうにはしてなくて、メスが80歳くらいまで生きるのに対してオスは40-50で死ぬ。母親より早く死ぬ。
— しろやま (@shisoyama) May 5, 2021
どうしてもシャチを参考にしたいなら「人間も祖母が子育てに参加して~~」ではなく、「人間のオスもメスに負担をかけないように~~」って思えば? 早くチネとは言わないけどメスに負担かけるのやめろ???
— しろやま (@shisoyama) May 5, 2021
ちなみにシャチのオスは自分の実子は育てないものの (オスは別の群れのメスと交尾して子どもはそこで育てられるので)、自分の母親・姉妹の子育てにはめちゃめちゃ普通に参加してるのでそこも参考にしてくれよな!!
— しろやま (@shisoyama) May 5, 2021
どうぶつの本能()語りマン、魅力や能力がないオスはのたれ死ぬしかないという事実から目を背けがち。
— ラムネ (@Ramune170Soda) May 5, 2021
カマキリと霊長類
メスが群のリーダーになるボノボは、温厚で他の種にも友好的。でもオスチンパンジーやホモサピエンスなど、オスがリーダーになる多くの霊長類は凶暴なんだよね。
— ただの愚痴 (@murabitoabcdefg) May 11, 2021
なぜかボノボのメスリーダーの話より、「カマキリのメスはオスを喰う。だからメスは怖い!」っていう話の方が有名だけど、霊長類レベルで言えば圧倒的にオスのが暴力的なんだよな。ホモサピエンスは昆虫じゃねえだろ。
— ただの愚痴 (@murabitoabcdefg) May 11, 2021
三大欲求
三大欲求は食欲、睡眠欲、排泄欲では? https://t.co/hOTmVSRde5
— 中村義彦@まとめ等への転載禁止 (@UxCWDbueIa4Jd6q) May 13, 2021
看護学校ではこの三つで習いましたよ。 https://t.co/fa2hmsaNrA
— ryo (@ryo09q) May 14, 2021
弱肉強食
『〈正義〉の生物学 トキやパンダを絶滅から守るべきか』読了。生き物好きほど改めて考えることが少ないかもしれない「なぜ生物を守らなければいけないのか?」という問いを突き詰める1冊。「絶滅も自然の摂理なわけで…」といったよくある誤謬に丁寧に反駁しつつ、動物や自然を守る理念を研ぎ直す。 pic.twitter.com/kSFfeMRoPA
— ぬまがさワタリ (@numagasa) May 16, 2021
『〈正義〉の生物学』、自然の摂理として(特に人間社会の不均衡を都合よく解釈するために)よく持ち出される「弱肉強食」という考え方が、自然界を理解する上でなぜ全くの的外れなのか、そしてなぜ人間界に適応できないのか…と改めて解説する部分など、生物学が雑に乱用されがちな今こそ傾聴すべき。
— ぬまがさワタリ (@numagasa) May 16, 2021
クマ
<デジタル発>ヒグマの「子殺し」道内で初確認 雄が別の雄の子襲う 北大クマ研、ふんから爪や歯発見 雌の発情促す:北海道新聞デジタル https://t.co/gGy1rLRExO
— 憲法改正反対!改憲阻止を!にっちもさっちもす808 (@wshootingstar) February 18, 2023
子どもを産んだ雌の発情を促すため、雄グマが別の雄の子を殺すとされる「クマの子殺し」
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