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初めての転職とFinatextと出会うまで
はじめに
初めまして!
2024年10月よりデザイナーとして入社しました。Finatextのコバヤシと申します。
「フィンテック…?金融…?僕には縁のなさそうな業界だな」と思っていた僕が、Finatextに入社して2ヶ月が経過した今、自己の振り返りも兼ねて入社エントリーを書いてみました。
この記事を読んで、Finatextのデザイナーはこんなことやってるよ!ということが伝わればいいなと思っています。
Finatextとの出会い
私は新卒で入社したデザイン制作会社で、4年間Webを中心としたさまざまなデザインに携わってきました。そんな中、生成AIが急速に普及し始めたタイミングで、「この先、自分のキャリアはどうなっていくんだろう?」と考えるようになりました。
最近では、AIの進化によって、「なんとなく見栄えの良いビジュアル」を簡単に作れる時代が到来しています。この変化に触れるうちに、 「今自分がやっている仕事は、将来的にAIに取って代わられてしまうのでは?」 という漠然とした不安を感じるようになりました。
そこで、単に見た目を整えるデザインだけではなく、プロジェクトの企画段階から関わり進行管理も含めて貢献できるデザイナーを目指そうと決意しました。そして、AI技術の進化や市場の変化にも対応できるようなキャリアを築くため、本格的に転職活動をスタートしました。
いくつかの転職サイトに登録し、面談を重ねていく中で、Finatextとの出会いがありました。最初は「金融業界…?自分とは縁遠いかも」と正直思っていました。しかし、やりたかったUI/UXデザインの求人だったこともあり、会社のHPをチェック。その中で 「Finalog!」 という社員が公開しているnoteのまとめコンテンツにたどり着きました。
そこで目にしたのは、社員全体で会社を良くしていこうとする前向きな空気感や、風通しの良さ。そして、「出社型」「ハイブリッド型」「リモートメイン型」など、働き方を自由に選べる柔軟な制度や福利厚生の充実さでした。これらの魅力に惹かれ、まずはカジュアル面談を申し込むことにしました。
金融業界は全くの未経験だったため、正直カジュアル面談でもかなり緊張していました。それでも、面談の場ではリラックスして話せる雰囲気を作っていただき、「業界が違ってもデザイナーとしての本質的な役割は変わらない」というお話を聞いて、大きな安心感を得ました。むしろ業界に詳しくないからこそ、新しい視点を活かして貢献できるのでは?という前向きな気持ちになることができました。
こうして選考を進め、最終的にFinatextに入社することにしました。
入社して2ヶ月経った現在
Finatextでの仕事は、Figmaを使ってひたすらUIをデザインするイメージだったのですが、実際はそれだけにとどまりません。会社が出展するイベントのノベルティ制作や、提供するサービスの販促ツール(パンフレットやPOPなど)のデザイン、さらには広報用動画の制作まで、多岐にわたる業務に取り組んでいます。
(ちなみに、入社後最初の1ヶ月はほぼ印刷物のデザインを制作をしていました笑)
業界が変わることで制作物の幅が狭くなってしまうのでは?と少し不安に思っていた私にとって、こうした幅広いクリエイティブに挑戦できる環境はとても嬉しい驚きでした。
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さらに、Finatextで特に印象的だったのが、AIを非常に積極的に活用している点です。ここまで実務にAIを組み込んでいる会社は、正直なところなかなかないのでは?と思います。例えば、社内専用の独自AIを運用していたり、AIを活用したデータソリューション事業を展開していたりと、その取り入れ方は実に多様です。
「AIに仕事を奪われてしまうのではないか?」と以前は漠然と不安を抱いていましたが、実際に使ってみると、AIはクリエイターの敵ではなく使い方次第で業務を効率化してくれる頼もしい存在でもあることがわかりました。
Finatextのデザインチームについて
Finatextのデザインチームは現在僕を含め5名で構成されています。
社員数に比べるとデザイナーは少ない人数のため、最初はコミュニティが出来上がっていて馴染むのに時間がかかってしまうのではないかと不安に思っていましたが、全くの杞憂でした。
個性の強めなメンバーではありますが、みなさん思いやりのある方々なので出社をしている時は常に会話が絶えないです笑
何か困ったことがあればすぐ相談できますし、週一の定例に加え、みんなでAIを触る会や、新しく発見した技術を共有する会など頻繁にコミュニケーションをとる機会があり、スキルで遅れてしまうような心配などもありません。
僕もいち早くチームのレベルに追いついて貢献していきたいと思っています。
今後チャレンジしたいこと
まずは、UIデザインの知識をさらに深めていきたいと考えています。
これまで手がけてきたLPやチラシの制作とは異なり、Webサイトやアプリのデザインでは、ユーザーが快適に利用できるような設計が求められます。
そのため、デザインに取りかかる前に全体の構造をどう設計するか、デザインシステムをどう構築するかといったことを考える時間が非常に重要で、むしろ手を動かすよりも思考に時間を費やすことのほうが多いと感じています。
このプロセスは非常に難しく感じることもありますが、それ以上にやりがいを感じています。
将来的にはユーザーから「使いやすい」と評価されるUIデザインを実現できるデザイナーになりたいと強く思っています。
さらにその先では、自分の強みを見つけ、「この分野ならコバヤシに任せよう!」と言っていただけるような信頼されるデザイナーを目指していきたいと考えています。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます!
Finatextグループはさまざまなポジションでメンバーを募集しておりますので、ぜひお気軽にカジュアル面談にお越しください。