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秋のせい

キミの姿を
街で見かけた

幸せそうなその横顔の隣には
大切な人が並んでた


あの頃
キミを幸せにできるのは
僕しかいないと
思ってたのに


キミの隣には
今は僕じゃない誰かが
並んでる


若気の至り

思い上がってたんだね
僕は

後悔なんて
数えきれないほどしたけれど

キミが戻ってくることは
もう無い


センチメンタルな
この気持ちは

きっと
秋のせい

この季節のせい


そう自分に言い聞かせた

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