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Fujii Kaze Stadium Live “Feelin' Good” at NISSAN stadium の超個人的感想〜日産スタジアムへの道完結編〜

 まさか夏の屋外ライブに参加するとは。何の躊躇もなく申し込み、ありがたいことにご縁をいただいた。


 正直暑さに弱い。せっかくの機会を楽しむべく、調べまくって準備しまくった。当日は空港からスタジアム直行。受け取り時間を1時間早め、ギリギリセーフで“朝活”特典藤井 風直筆ステッカーゲット。同行する息子に藤井風しあわせベジカレーはゲットしてもらう。グッズコーナーからカレーコーナーまでの移動だけでクラクラする暑さと日差し。しかし、ここでミラクル。リハの歌声が聞こえてきた。しかも『花』。あぁ大丈夫だと思った。息子と無事合流。コラボドリンクは売り切れてたけど仕方ない。フォトスポットその他は断念。無理は禁物。風友さんがお世話してくださった涼しいお部屋でカレーをいただく。しばし涼んで復活。本当にありがたい。その後、チェックインをしにホテルへ。受付の方がバックヤードに引っ込んだと思ったらなにやら紙袋を手に戻ってきた。「〇〇様から△△(私)様へお預かりものです」なんと、近くに住んでるのにチケットご用意されなかった風友さんからの粋な計らい。めっちゃテンション上がる。これでまた大丈夫だと思った。


 前日のYouTube生配信も躊躇なく観た。ネタバレ回避のためSNS断ちする予定だったのに。理由は、単に我慢できなかったのとどの場面をスマホ撮影するか予習しておくため。YouTube生配信を観て感じたのは、これは後ろのスクリーンや客席も含めた全体を楽しむ作品だということ。風くんが少々見えなくても大丈夫。本当に美しい映像作品だった。ダッチ監督がすごいことになると言っていたのも納得。さすがです。あまりの美しさに思わず何枚か写真も撮ってみた。


 ピアノは2か所設置されていた。3年前日産スタジアムであった “Free” Live が好きすぎて、私はあの時のグランドピアノが登場するのを期待していた。でも、あの大きなフルコンサートグランドピアノだとより大きなスペースが必要。少しでも多くのお客さんが入れるようにと考えればピアノは小さい方がいい。これも納得の選択。でも、まさか芝生の上にピアノが置かれているとは。だって見えにくい。そしたらモーゼの「十戒」のようにピアノに近い場所からすーーっと座り始める人の輪が広がっていった。鳥肌。演奏されたのは “Summer Grace” …“Free” Live1曲目 “夏の香り” とパナソニックスタジアム直前の新曲 “grace” とが一つになったような気がした。


 2曲目は早速 “Feelin' Go(o)d”  天使のダンスは練習したんだけど、時々右と左間違える。まぁ細かいことは気にしない。MVの世界観を再現した風くんとダンサーさんの息ぴったりのダンスが心地いいね〜。


 そして、待ってましたの『花』。イントロからもう大好き。ライブで聴きたかった曲No.1!Shingoさんの振付も大好き。


 「あちぃけど大丈夫? みんなもライブに来たつもりじゃろうけど、わしもみんなのライブに来てます。」本当にスタッフさん、メンバーさん、観客、YouTube視聴者みんなで一つのライブをつくってるような、日産スタジアムがおっきな Windy ちゃんでみんなその中にいるような、ふわふわでキラキラの夢みたいな時間と空間だった。全身の筋肉痛がなければあの場にいたことを忘れてしまいそう。


 『ガーデン』は Emoh Les さん、ARIWA さんと一緒にハミングできて、『特にない』も指パッチン(クラップ)できて、みんなが参加できる選曲嬉しい。


 予習していた撮影タイムその1。「会いに行きます」とホントに来てくれた『さよならべいべ』。バイクと思いきや自転車。ちょっと音が聞こえなくなるみたいだから一生懸命歌ったけど歌詞間違える。(私が)


 “CASTING CALL”からの『きらり』からの『キリがないから』からの『燃えよ』は心躍る体も踊る展開。キャスト募集って意味らしいから、みんなキャストになって踊ってねということでええかな。日産スタジアムといえば『燃えよ』。暗転してからのダンスシーンが最高にカッコいい。音楽と照明もバッキバキにキマってる。この振付はさすが Shingo さん!
※訂正『きらり』からの『キリがないから』からの『燃えよ』でした🙏このダンスコーナー本当にカッコよくてサイコー。一緒に踊り狂うのもいいけど、配信でアップを観るのもいい。配信観ながら踊るのもまたよし。


 座ってもよく見えるところに置かれたピアノの元へ。デビューしてから初めてバンドで演るという『風よ』。ここで忘れられない瞬間が。風くんが「暮れる」と歌い始めたと同時にかなり強めの風が顔を撫でて吹き抜けた。風が風よを歌うと風がここへきたという奇跡。風よありがとう。

『風よ』

 『ロンリーラプソディ』は原曲に近いアレンジだったので、イントロに使われているメロトロンについてヤフさんが話してくれた「メロトロンは(一つの楽器でいろんな音色が出せるから)孤独の始まり」というエピソードが素敵だったのを思い出す。一緒にすーはーして心がほんわかあったかくなった。


 『死ぬのがいいわ』はスクリーンの映像が最高に美しかった。夕日は沈み、月が上っていた。

『死ぬのがいいわ』


 ダンサーズの皆さんが激ムズダンスを楽しそうにしなやかに軽やかに踊る Interlude →風くんのサックスからいよいよ後半の盛り上がりは “Workin' Hard” から。足踏みがあんなにカッコよくキマるなんて。めちゃくちゃカッコいいシーンなのに後ろのスクリーンが笑かしにかかって感情が渦巻く。“damn” もバリバリにキメてからの変顔が気持ちよく振り切ってた。


 一番の衝撃はロック『旅路』!バンドが魅せるアレンジ。グローバーさんも同意見で嬉しい。これは学園祭のノリってヤツか。こちらも学園祭のノリで飛び跳ねた。いい。


 2曲目の撮影タイム『満ちてゆく』。満天の星空がスクリーンにも客席にも広がる。えも言われぬ一体感。
※2024/10/3 追記 息子が撮ってくれた動画貼り付けさせていただきます。



 そして大好き『青春病』。私の周りは座って楽しむスタイルの方が多かったのだが、野ざらしダンスをしたいので立ち上がる。どの曲だったか、息子が「立たん方がええみたい。後ろから『座ってくれたら見やすいな』って聞こえてきた」と言ってきた。私は逆にみんな立たないの?と思ったが、楽しみ方はいろいろ。風くんのライブは初めてという方も多いだろう。人の楽しみ方は否定しないようにしようと思った。


 必ず演って欲しい『何なんw』。思い切り「何なん!」の声出ししたー。風くんがコケるとこ、ダンサーさんを巻き込んでるのがウケた。


 『まつり』が本当に夏の終わりの風まつりだった。アレンジもスクリーンも照明も踊りも花火も自然も全部うまくいった。

『まつり』


 今回、Shingo さんの振付が本当にすばらしかった。風くんがこれから特にがんばりたいのはdance(小さい声で「でぁ〜んす」と言ったそう)だと規制退場中にグローバーさんが話してくれた。私は三浦大知くんも好きなのだが、Shingo さんは大知くんに見出され、大知くんのMVやライブで超絶キレッキレダンスを踊るスーパーダンサー。その Shingo さんが風くんと初めて仕事をしてくれたのが『きらり』MV。それからライブのダンスリーダーやMVの振付などで関わってくださり、もうチーム風になくてはならない人。でも、実はこっそり大知くんとも仕事してほしいなと思っていたら、新曲『心拍音』では2人だけのダンスシーンがあって感激だった。また、先日は2人がダンスを教えてくれるワークショップがあると聞き、無謀にも参加したくなり要項見たらダンス経験2年以上の人向けのレッスンだった。そりゃそうか。


 何が言いたいかというと、風くんがメンバー紹介の時、Shingo さんを「しんごめん」と言ったことに感動したということ。「しんごめん」という呼び方はだいちゃー(大知くんのファン)さんが使っているからだ。ちなみに、大知くんは「しんごくん」と言っている。


 「しんごめん」と呼んだということは、風くんは、大知くんのように歌いながら踊ることに本気で取り組みたかったんだなと勝手に解釈して勝手に感動していた。今回特に Shingo さんも気合が入ってたと思う。風くんが映える!音ハメカッコいい!セットの形状を生かした振付、風くんとダンサーさんたちとのかけあい、みんなと一つになる動きなど、楽曲に対する深い理解がある上に魅せ方を熟知されてるなぁとひたすら感服。


 バンメンさんは安定のイツメンさんにパーカッションの福岡たかしさんが加わってまつり感ましまし。Yaffleさんがいてくれるだけでなんかほっとする。

 

 ボーカルのお二人がいてくれたおかげで風くんも安心して歌えたと思う。あのステージをずっと1人で歌う心身の負担を考えると怖い。改めて “Free” Live はものすごい負担を感じてただろうと想像するがとても想像できない。お二人のことは存じなかったが、ARIWA さんの歌はまさにMeditation(瞑想)。風くんの求めているものと通じる。Emoh Les さんの声大好き。YouTube動画を見漁る。一番のお気に入りは “Desperado” これは alone at home Tour 2022 松山公演のリクエストコーナーで風くんも歌ってくれた思い出の曲でもある。ちょっと天然なかわいいお人柄も風くんと通じるものがあり、これからも応援したくなる。

 

最後に再び来てくれた


 ライブが終わってからも私のまつりは続いた。翌日は風友さんが横浜を案内してくれた。地元なのにチケットがなく、それでもいろんな情報をくれて下見もたくさんしてくれて感謝感激。聖地に連れてってもらい、おいしいランチと楽しいおしゃべりであっという間に時間が過ぎた。お土産もたくさんいただく。ありがたすぎ。生配信のコメントを読むと、他にもいろんな事情で来られなかった人、チケットを手放した人など多くの人が救われたのが分かる。どんなに手を尽くしても全ての人を満足させるのは難しいけれど、できるだけ多くの人に喜んでもらえるようにとギリギリまで動いてくれたスタッフのみなさま、本当にありがとうございます。


 空港でもチケットとれた人、参加券当たった人、とれなかったけど来た人と話す。飛行機が遅れたおかげでゆっくり話せた。とれなかった風友さんにカレーのステッカーを譲ると涙して喜んでいた。彼女は仲間と一緒に大画面で生配信を見たり、聖地を訪れたりしたそうだ。他にも行きたくて行きたくてたまらなかったのに行けなかった風友さんは何人もいる。次はみんなが参加できる大規模ツアーをきっと考えてくれているはず。


 私は1次のグッズが届かず、メールで問い合わせていたがその返信がライブ翌日に届く。多くの注文があり、ライブに間に合わなかった人が他にもいるらしい。私は当日会場で受け取ったものがあったので大丈夫です。今回、一番のお役立ちグッズはサコッシュ。ポケットのないスカートをはいていたので早速スマホと財布を入れる。1次では買わなかったけど、ずっずさんのお願いを聞いて2次で買うことにしてよかった。結果オーライ。


 ライブ中はいい感じに曇っていて、いい風が吹いていました。まさに Feelin' Go(o)d なライブでした。関わったすべてのみなさまありがとうございます。


 YouTube生配信アーカイブ期間延長もありがとうございます。


※追記 どこかのMCで「がんばっていきまっしょい」と言ってくれたのが愛媛県民としては嬉しい瞬間でした。


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