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日常生活でよく使う「これだけは覚えておきたい『ことわざ』『言い伝え』『故事成語』」(第6回)
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『石の上にも三年』の元の意味は、「たとえ冷たい石の上でも、三年間も座り続ければ暖かくなってくる」ということを表しています。
『石の上にも三年』は、そこから転じて、「どんなにつらくてもがまん強く耐えていれば、いつかは必ず成功する」という意味になりました。
現在では、さらにそこから発展して、「成功を願うなら一定の忍耐や辛抱が必要だ」とか「はじめはうまくいかなくても、しばらく我慢する覚悟を持つ必要がある」という意味の格言や教訓としても使用されています。
なお、『石の上にも三年』における『三年』というのは、3年間という機関ではなく、「ある程度の長い年月や期」を表しています。
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「災い転じて福となす」の意味は、次のようになります。
(1)自分自身に起こる災難を逆に役立つように利用すること。
(2)厄介なことや災難が一転して幸福に変わること。
”災い”は「不幸な出来事」「災難」、”福”は「幸い」「幸せ」「幸運」となるので、「不幸が変わると幸運になる」といった意味になります。
不運に遭ったからと落ち込むのではなく、その不運を巧みに利用する精神的な逞しさが重要であるとも理解できます。
さらに拡大解釈をすると、「人生を楽しもう」とか「人生を前向きに生きよう」とも解釈できます。
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