ヘタだけどいい写真 0217
今日はほぼ日さん企画の写真家の幡野広志さんの撮れるようになるワークショップに参加させてもらった。
オンラインでの配信で、休憩を途中でいれつつも10時から16時ごろまでと長尺だった。始まる前は長いかもと思っていたけどそんなことはなく、大事なことが濃縮されていて夢中になって聞いていたらあっという間に終わっていた。
幡野さんの話を聞いて、これがプロか、と思った。プロほどに、めんどくさいことをちゃんとやっている。わからないことがないんじゃないかと思うぐらい、すべてのことを説明してくれる。「なぜ、そうするのか」「なぜ、そうなるのか」を意識的ににぎっていて、それを言葉にしている。写真が好きで、写真が好きな人がこの社会に増えたらいいなと思っているのが伝わってくる。
一気に写真を撮る世界が開けた。そして写真を撮るのって、楽しい。
自分にとっての写真を紐解いてみる。
昔友人に「文香はその時の雰囲気とか空気感が一気に流れ込んでくるような写真を撮ってて、それがあなたっぽくて好き」というようなことを言ってもらった。私が写真を撮る時に大事にしていることを自覚させてくれた言葉だ。
私はカメラは持ち歩いてなかったけど、写真を撮る癖はかなりある方だと思ってる。まちを歩いてて何気なく見て気になったもの、ここ覚えておきたいなと思う瞬間、おいしいもの、素敵な場所、空、海。
意外と、人を真正面から撮ることはないかもなぁと思う。そこにある空気感を撮ってる。でも集合写真はほとんど率先して撮りに行く。いつだって集合写真を撮る人でありたい。みんなの大事な思い出、まかせて!という気持ちが沸く。なんでだろう?癖なのか、好きなのか。
最近撮った写真を見つつ、私がなぜ撮るのか考えてみる。
やっぱり私は
・残したい空気感
・好きだと思った瞬間
に躊躇なく撮っている。
そっか、私は飾らない瞬間が好きなんだなぁ。誰もカメラを意識していない瞬間。そのままを残せるのがとても好きだ。
ちなみに私はパートナーが撮る写真が好きだ。撮られる側になることがあまりない私のことをたくさん撮ってくれて、それで自分のことを知ったり、その時の感情を色濃く思い出させてくれたりする。写真についてよく話したことがあるわけじゃないけれど、彼の撮る私はありのままであり、空気感がすぐ伝わってくる。
たまにはちょっとかわいい自分を見せたくなってしまいました。
みんな、バンバン写真を撮ろう!