自販機横ゴミ箱を塞ぐゴミを許せない気持ちはいったいどこから
負の感情が溢れてnoteに染み出てきました。
リサイクルボックスにカップゴミ突っ込まれてる問題
まぁ説明するまでもないんですが、自販機横のゴミ箱(リサイクルボックス)は缶とかペットボトルなどの資源ごみを回収するボックスなのですが、そこに対象外のゴミ(カップ)が突っ込まれてるっていう問題ですね。
これめっちゃキライで、見かけると毎度嫌な気持ちになります。
なぜこんなにも「許すまじ!」という気持ちが沸き上がってしまうのか?
まず「ボックス管理者(回収業者の人?)が仕分けが大変になる」という問題がベースとしてありますよね。
ただ自分が特に嫌だと感じているのが次の2点。
①カップがボックスの口をふさいで他の人の利用を妨げる
許可されていないゴミを捨てるという問題に加えて、他の人のボックスの利用を妨げるという合せ技、これはつらい。
加えて、それに出くわした人がリカバリーできないのも厄介なんですよね。
自分や他の人のためにボックスを使えるようにする(カップを取り除く)には
そのゴミをゴミ箱に押し込む:リサイクルボックスルールに反する
取り出してその変においておく:ポイ捨てになる
となるため、結局他の人も放置するしかない状態になってしまうのがより嫌なポイントですね。
②ポイ捨てを選ばず、あえてゴミ箱(らしきもの)に捨てることで自分の罪悪感を減らしている可能性
①は「他人に迷惑がかかる」的な理由なのですが、②はその行動に至ってしまうマインド的なお話です。
注)すべて私の想像です
もちろん純粋に普通のゴミ箱と間違えて捨てた、というケースもあるんでしょうが、これだけごみの分別が一般的でかつゴミ箱に使用用途が明記されている場合が多いので、ほとんどのケースは「ルールに反しているとわかった上で捨てている」と仮定します。
その場合、回収対象じゃないゴミを捨てているという点ではポイ捨てと変わらない(どこに捨てようが変わらない)のですが、あえてポイ捨てはせず「ゴミ箱らしきなにか」に収めることによって、「自分はポイ捨てはやっていない」という自己正当化に見えるんですよね。
正当化というか擁護ですかね。
もちろんただの想像なのですが、そうでもないとわざわざあの穴につっこんだ状態にしないでしょ…仮にゴミ箱だと認識していたとしても捨てれてないし。
100歩譲って君がやってるのはごみ捨てやない、穴塞ぎや。
デザインで解決や!
こういった問題もあってか、最近新しいタイプのリサイクルボックスが登場しました。
これ、缶やペットボトルを下から入れる構造になっているんですよね。
最近自宅近くにこのボックスが登場したので利用したことがあるのですが、下からボトルを突っ込むのって慣れてないせいか難しく、これなら気軽にゴミを入り口にポイーとはできないなぁなるほど!と感心していました。
そして絶望へ
先日そのゴミ箱の前を通りかかったとき。
そこにはありました、下から無理やり突っ込まれて入り口を塞ぐカップの姿が。
(写真取っておけばよかった)
仮説:早く立ち去りたい
ここまで書いて思ったんですけど、口塞ぎ現象が生まれてしまうのは「罪悪感はあるため早く立ち去りたい」って気持ちから来てないですかね?
注)もちろん私の想像です
(ルール違反とは思っているが)ゴミをリサイクルボックスに捨てようとする
↓
ゴミのサイズが大きくて入り口にハマってしまう
↓
ルール違反をしているのでその行為に更に時間&手間(無理やり押し込む、やっぱり持ち帰る)をかけたくない、早く離れたい
↓
そのまま立ち去る
みたいな感覚があるのでは?
普通のゴミ箱にゴミを捨てようとしてうまく入らなかったら、一旦取り出して入れ直そうとしそうなものですよね。押し込むとか、(正しくはないが)箱の外に置くとか。
いろいろ想像していますがもちろん本当のことはわからず、全部的外れな可能性も多分にある…ちょうどカップが収まりそうな穴あるじゃん!程度のことだったりするのかも。
感想
人や状況によるので本当の理由なんてわからないですけどね(調査しない限り)
この問題に取り組む場合、当事者にヒアリングとかできるんだろうか…
人の行動を仕組みでコントロールしようなど傲慢…愚か…という声が聞こえてきた
でも工夫はし続けような
予想を超えたすごい使われ方をするってどんなプロダクトにもあるよね
悪意のある事例ではなく
果たしてこれをnoteに書く必要があったのだろうか
おまけ:記事書いた次の日の散歩中
もはやレベルが違った。