THE TEAM 【麻野さんの講演に行って】〜チームでなにかをしている人には読んでほしい。そんな理由〜②
皆様今週もお疲れ様でございました。
半期も終わり、7月から心機一転・・・なんて方も多いのではないでしょうか?
この土日の暇つぶしにぜひこの本を・・・w
お世辞でもなくおすすめなので(笑)
さて、昨日投稿したTHE TEAMの個人的まとめ・・・
ありがたいことに大変反響いただきまして、続きを取り急ぎ書かせていただきました。
なんと・・・Twitterで麻野さんにもシェアいただき♡
色々な方に見ていただき感謝ですm(__)m
①でまとめたように、「個」の力や、「個」の発信力について体現できたエピソードの一つになりました。
行動するものだけに見える世界がある、本当にその通りだと思います。
私はその世界を見続けれるよう、見せ方を教えられるよう、後世に名を残していけるよう、頑張っていきたいとおもいます・・・
ということでですね、私の話はここまでにして早速続きを書きたいと思います!
第3章 Communication(意思疎通)の法則 [最高の空間をつくれ]
○Method(法則)
*実はチームのコミュニケーションは少ない方が良い
*ルール設定の4つのポイント
・ルール1 ルールは増やすのか、減らすのか?
・ルール2 誰が決めるのか?
・ルール3 どこまで責任を負うのか?
・ルール4 何を評価するのか?
・ルール5 どれくらい確認するのか?
コミュニケーションを阻むのはいつだって感情
*「理解してから理解される」 という人間関係の真実
*チームメンバーの人生を知っているか?
*相手の特徴を知らなければコミュニケーションは成立しない
*「どうせ・しょせん・やっぱり」がアイデアを殺す
*己をさらして心理的安全をつくり出す
*時代に求められるのはルールよりもコミュニケーション
○Episode(具体的事例)
*「ロンドンオリンピック女子バレーボール 銅メダル」
*「ジョン・F・ケネディのキューバ危機回避」
*「ピクサーの初登場連続1位記録」
<概要>
「チームにはコミュニケーションが多ければ多い方がいい」という考えは場合によっては誤りで、その為の有効なアプローチが「ルールづくり」です。
また、チームとして機能させるためには、メンバーの事を理解する必要があるとも書かれています。その人の裏側にある「志向」や「能力」を理解する事でコミュニケーションがよりスムーズになるということが具体例とともに記されています。
<感想>
報連相。これは社会人として当たり前のこと。
メンバーで営業報告のスタイルが決まっていなければ、簡易フォーマットを作成、決まった日時、時間にメールもしくはチャットで報告する。発信しやすい雰囲気を作るために、定例会議を実施する。各メンバー主体の会議を隔週で開催してみる。という何気ない小さなルールが大事だということを改めて実感しました。
そもそもコミュニケーションは
①伝えたい情報を正確に伝えるため
②知りたい情報を正確に聞き出すため
に行われるものだと感じています。
Communicationの法則では、「心理的安全性を確保するための4つの方法」や、「モチベーショングラフ」が紹介されていますが、これらはすべて、現場のありのままを聞き出すための手段です。つまり、②が実現されるということですね。
そして、チームとして機能させるためには、メンバーの事を理解する必要があります。具体的には他メンバーの「経験」、「感覚」、「志向」、「能力」でしょうか・・・?
2章の感想にも書いたのですが、「人間は自分の事を理解してもらおうとしているうちは相手から理解されず、自分が相手の事を理解しようとした時に、相手から自分のことも理解される」という事が個人的に響き、実際に意識をしていてよかったと思える点です。自分の事を知ってほしいのなら、まずは相手を理解する。改めて肝に銘じ、徹底していこうと思います。
私はリーダーではなく、メンバーの一人なのですが
プロジェクトが上手くいかない理由には、
リーダーが「リーダーの理解していない現場」を蔑視していること
リーダーが「現場の優秀な人間の意見」を参照しないこと
が存在するということを読み解きました。
現場のことを一番知っているのは現場の人であり、また専門分野のことを一番知っているのもその専門分野の人です。そのため、何かあったとき、何か大きな変化があったときに、一番最初に気付く人はチームリーダーではなく、その最前線にいる人です。そして、その人から正確に情報を得るために「Communicationの法則」が必要なのだと思います。リーダーは、すべての現場、すべての専門領域を、自分の目で見て一次情報を得ることは物理的にできないのでメンバー1人1人の意見や観点を伝えるということが「チーム」を強化するために欠かせないと思いました。
第4章 Decision(意思決定)の法則 [進むべき道を示せ]
○Method(法則)
*誰も教えてくれない意思決定の正しい方法
*「独裁」vs「多数決」vs「合議」
*合議はスピードとセット
*「正しい独裁」はチームを幸せにする
*独裁者が持つべき「影響力の源泉」
○Episode(具体的事例)
*「NASAアポロ11号 月面着陸」
*「シンガポールの経済成長」
<概要>
意思決定について記載されてます。(独裁、多数決、合議)
これらの決断方法ですが、どれが正しいのかは、時と場合によって使い分ける事が重要です。
<感想>
チームの意思決定には、「独裁」「多数決」「合議」があり、それぞれにメリット・デメリットがあるということです。
私の場合、会社でこの意思決定をする機会は正直あまり多くないのですが
(一人で商談に行っているときに、お客様と接する時・学生の選考の時、暗いでしょうか?)
合議で決める場合は「どの選択肢を選ぶのか?」ではなく、「選択肢を選ぶ基準をどうするか?その優先順位は?」の重要性が述べられています。 納得感が高いのと同時に、すぐに使えるとも思いました。
また、独裁というとなんかあまり良くないように感じられますが(笑)、「正しい独裁」はチームを幸せにするそうです。「良い意思決定」「正しい意思決定」にとらわれすぎずに、「強い意思決定」「速い意思決定」を決定者が心がける事が重要ということです。
そして、この一言が、強く印象に残っています。「意思決定者は反対や孤独を恐れずに、1人で決めよ。しかし、メンバーは意思決定者を孤独にするな」ということです。
少し余談ですが・・・
最近新卒採用真っただ中なのでそのお話をすると(採用担当の方にはわかってもらえるはず)
自分が担当した説明会やイベントから内定者が出たり、面接で選考通過をした学生の志望度が上がっていたり、内定まで上り詰めているとめちゃくちゃ嬉しいんですよね。。。
自分の小さな、でも一人の人生を左右するような意思決定をしていることがめちゃくちゃプレッシャーですが。。。
でも、自分の判断は間違っていなかった―、よかったーという感覚。
私は嫌いじゃないです(笑)
話を戻すと、、、チームで意思決定をする際には、議論や検討を始める前にどの意思決定方法を用いるかを決める、という事が非常に大事なのです。そして対クライアント、対社内で決断を迫られる場において、まずは最適な意思決定方法(独裁、多数決、合議)を考え決定すること。そして「強く」、「速く」意思決定する必要があるために、常に良いパターン、悪いパターンをイメージして行動することが重要だということです。
第5章 Engagement(共感創造)の法則 [力を出しきれ]
○Method(法則)
*超一流でもモチベーションに左右される
*モチベーションを科学する〜気合いで人は動かない〜
*チームのどこに共感させるか
*エンゲージメントを生み出す方程式
*今の人は「感情報酬」で動く
○Episode(具体的事例)
*「AKB48の熱狂的エンゲージメント」
<概要>
「全てのチームメンバーがモチベーションに左右される」という事。
モチベーションを「ある行動を選ぶ理由」と定義し、チームに貢献しようというモチベーションを「エンゲージメント」と呼んでいます。
それぞれを高める法則を例とともに紹介されています。
<感想>
給与だけでなく、やりがいを求める人がこのご時世増えてきている。。と講演中にもおっしゃっていたように、
・Philosophy(理念、方針)
・Profession(活動、成長)
・People(人材、風土)
・Privilege(待遇、特権)
この4つが「エンゲージメント」といわれているもので、
エンゲージメント = 報酬・目標の魅力(やりたい) × 達成可能性(やれる) × 危機感(やるべき)
とう法則も分かりやすく書いてありました。
まずは自分がモチベーション高く活動できるために、4Pのうちどれに魅力を感じるかを明確にすること。そして、エンゲージメントを高める方程式にあてはめていくことが重要ということです。
以前に「Will、Can、Mustが同じ方向にあるときに高いパフォーマンスが発揮できる」という趣旨の言葉を見た記憶がありますが・・・
同じようなことですよね^^
自分なりの方程式ををメンバーに共感してもらい、共感を創造し続ける仕組みを作る事で、熱を帯びた最強のチームを作っていきたいと思います。
大阪チーム、「チーム賞」取るぞー!(笑)
以上長くなりましたが。。。
本編のまとめと感想と決意表明でした☆
是非ご参考になればさいわいです
ビジネス書はかなり持っている方かと思いますので・・・
こんな感じで気ままに書いていこうと思いますのでまたお会いしましょう♪
ありがとうございましたー!!!