見出し画像

柿の美味しさに気がついた33歳、秋

今朝仕込んだ浅漬けが美味い。

塩麹とチベット山椒のオイルで漬けた。最近はもっぱらチベット山椒のオイルにハマっている。山椒はぴりりというより爽やかさが口の中から喉からすぅと染みわたる感じ。
疲れた身体に沁みる。

適当に作ったものが当たった日は、気分がいい。

◆◆◆

一昨日、スーパーのお惣菜コーナーで「柿と生ハムのサラダ・はちみつがけ」を発見。

そんな組み合わせありなんだ。どんな味なんだろう。そう思って出来心で食べてみたら、食べられた。33歳、柿のおいしさがやっとわかったよ。

人生で初めて選んだのはこの子です!

そして、人生で初めて柿を買った。

ぐにゃぐにゃっとした果肉がどうも受けつけなくて、ずっと柿を避け続けてきたのに。シャキッとした柿はふわっと甘味が広がっておいしい。ベタベタしてない甘味と食感が葉物と合う。

あまりに美味しかったので、自分でスーパーの柿サラダを再現して食べてみた。どんだけハマってるのよ。

塩胡椒だけで美味しい、

判断能力を失っているとき(疲労困憊のときが多い)、興味が嫌いを超えたとき、手を出してみると食べられる自分がいて、思い込みで食べられないものって多いんだなあと思う。新しい扉を開くのは、思ったより簡単だ。

振り返ると、20代以降、出来心で食べてみたら食べられるようになった食べ物がやたら多い。牡蠣、ヨーグルト、チーズ、嫌いだったはずなのにむしろ好きになった食べ物もある。

嫌いだったものほど、今までの反動で好きになる。
「今まで愛情を注げなかった分まで愛したるよ〜」的な。
そう思うと、私の愛し方はやっぱりなんか捻くれてるな。

いいなと思ったら応援しよう!

fumi
ぜひサポートいただけると嬉しいです。いただいたサポートは、カメラレンズの購入に充てようと思います☺︎