生活の断層が見える街 【大人のまちたんけん Vol.1 世田谷線編 】(2021.04.13)
本日誕生日、ということで、アロマトリートメントを受けに「SOMI」さんに行ってきた。
元々福本敦子さんの著書「今より全部良くなりたい」で知ってから気になっていたのだけど、重い腰をあげるのに時間がかかった。
けど、今日は「新月トリートメント」もやっているし、誕生日という絶好のタイミング!と思い、朝一でトリートメントを受けてきた。
世田谷線世田谷駅からサロンへ向かう。
知らない街で知っているお店があると安心しない?
田舎者の私はイオンのマークで安心する。笑
同様に串カツ田中も大好きなので安心する。
もうドクダミの季節なのね。早い。
そんなこんなでサロンへ到着。
温めたり冷やしたりした玄武岩で全身マッサージされるのは気持ちよかった……音叉の音を途中で聞くことになるのだけど、音叉の「ボーン」という音があんなに心地よいのも驚き。身体がとても軽くなって、30歳のスタートを軽い気持ちで迎えられてよかった◎
世田谷まちたんけんへ出発
トリートメントが終わったのが12時前、ということで、世田谷線周辺(主に松陰神社前、豪徳寺)をたんけんしてみることに。
目指すは松陰神社前。
レトロポスト。今時なかなか見ないけど、よく生き残っているなあ。
街路樹は銀杏とハナミズキ?かな。銀杏はよく街路樹にされている。理由としては水分が多いので燃えにくい、そこまで手入れをしなくても見栄えがいいとか。街路樹の種類で、植えられた時期や環境がある程度わかるのも面白い。
松陰神社前デビュー
松蔭神社前の商店街に到着。
着いて早々、謎の空間に迷い込む。ここだけ台湾みたいだな。カラスミ売ってそう。
「食堂めぐる」
平日のせいか、行きたいと思っていたお店がことごとくしまっていた。笑
「タビラコ」
ジンジャーエールが濃い♡
ババロアを置いている店って意外にない気がするので、速攻でババロアを注文。金柑が添えられていてそれもまた美味しい。窓から世田谷線が見えるのでぼーっとするのにぴったりで、スローな時間が流れる。
「カフェ ロッタ」
壁がウィリアムモリス。ゴルゴンゾーラチーズケーキは濃厚で小さいながら食べ応えあり。インテリアがナチュラルカントリーな感じ。とにかくかわいい……
オーナーさんのインスタもかわいい!そして、本も出版している!要チェックです。
お昼ご飯を食べたかったはずなのに、気づいたらデザートざんまいをしていた。アラサーのスタート、こんな食生活で大丈夫だろうか。
ここから上町方面へ向かう。
「牡蠣は飲み物」って何?
暮らしの実験室は何者なのだろうか、怪しすぎて気になる。
「1mm market」
輸入文具がメインのお店。ラミー(万年筆)の今年の限定色、ありました!カーキを買うかオレンジを買うか1年悩み続けて毎年なくなってしまう。今年こそゲットしたいものの1つ。
https://mobile.twitter.com/1mm_market
行きたかったヴィンテージショップ「tahlia store」やっておらず、私涙目。このためだけに上町まで歩いてきたのに……
※このご時世なので、ちゃんと開店しているか調べないとこういうことが起きる。
この電球、レトロでキュート。
世田谷通りはスナック系のお店が多くて、昼間はみんな閉まっているのでなんだか不思議な感じ。こういう蔦が絡まった建物に昔憧れていて、住みたいと思っていた。(ちなみに瓦屋根も憧れだった。)どうやらこういうノスタルジーなものに惹かれる傾向にある。
たんぽぽの根はとても長くて、冬を越してすくすく育つ。こんな道路の端っこでも。このたくましさが私はとても好きだ。
世田谷線にもノスタルジーを感じる。乗ったことがない人のために説明しておくと、ちゃんとSuicaで乗れる。ちなみにモバイルSuicaだとなぜかバス扱いになる。なんでだろう。
山下・豪徳寺へ
山下で下車、豪徳寺では和菓子を大量ゲット。
今年の誕生日はケーキではなく和菓子パーティとなった。何を隠そう、私は和菓子や渋い食べ物が大好きで、物心つく頃から好きな食べ物:あんこと漬物だった。
合宿のおやつはいつもおしゃぶり昆布だったし、バイトの休憩中、団子を食べていて爆笑されたこともある。とっても自分らしい節目を迎えられたと思う。
豪徳寺は和菓子屋の宝庫だった。隣の経堂も和菓子が充実しているのだが、豪徳寺までとは知らなかったよ、これから通おう。
豪徳寺の商店街に突如現れた招き猫。お休みどころという名のガレージ?があった。もちろん誰もいない。謎極まる。
最後に向かったのは「Gould」
イカしたヴィンテージショップがこんなところにあるなんて。ショップは小さいながらも少数精鋭セレクト。つなぎが可愛かった。
雨が降ってきたので、帰路に着く。
今日も一仕事したぜ感。今回、閉まっている店が多かったので、次回リベンジを……
生活の断層のロマン
今回巡った松陰神社前、豪徳寺は、その名の通り、お寺や神社がある。
社寺の周辺に形成される街は、規模にもよるけれど「門前町」「寺町」と言われ、昔から人が集まる地域。だから、昔からの住人も多いし、商店街、町内会が元気な地域も多い。
世田谷線周辺は、まさにそういった雰囲気で、たくさーーーーーんの人々の生活の積み重ねの結果、今があるんだろうなぁ、とぼんやり見ていた。
シュールな数々のものも、どこかで忘れられたようなレトロな路地裏も、街の歴史の断層を発見しちゃったような感じ。
つい写真に収めてしまうのは、シュールなユニークなものが多いのだけど、それは忘れ去られた人々の生活にロマンを感じているからなんだろうなぁ。
今日のハイライト。
しょーいん先生。
今日のまちたんけんマップはこちら↓
ご参考までに。