お着物でザギンに出かけたい
今年の自分的プロジェクトの一つがお着付けを習得して、お着物で出かけること。ひょんなきっかけ(言い回しが古い笑)で、中学時代から夢だったお着物デビューすることになりました!いぇ〜い!
思い出の着物
私がお着物に興味を持った時期は中学時代。大河ドラマ天地人や宮尾登美子さんの小説の影響で、「将来おばあちゃんになったら、着物で暮らしたい」と夢を抱いておりました。
おばあちゃんが民謡歌手で、着物をよく着ていたのもきっかけの一つかもしれません。ステージに上がって地元のイベントで歌うおばあちゃんは、普段と違っていて自分のおばあちゃんじゃないみたいで。
今でいう骨格ストレート、しっかりしたガタイの持ち主だったおばあちゃんの着物姿は貫禄があってかっこよかったんです。おばあちゃんは初孫で自分そっくりな私を可愛がってくれ、軽トラの中で民謡(生保内節)を仕込まれました。そんな思い出もあり。
ただ、歳をとっていくにつれて、お着物熱は一旦鎮火していきました。
お着物熱再燃
なんでお着物熱が再燃したかといいますと……この前たまたま某ショッピングモールに行った日のこと。本屋に行こうとウロウロしていたら、かわいい帯留を発見!よく見たら、私が好きなdesign six(ビーズのアクセサリーなんです、それはそれは素敵)も取り扱っているではないか…!?
「なんだこの店」と思って周りを見ると、なんと着物屋さんでした。
今の着物って可愛いのがたくさんあるんですよ。もうびっくり。千鳥柄だったりチェック柄だったり、総レースのなんかも!大興奮。しかも私の大好きなスタイリストさん、大森伃佑子さんのディレクションしているブランド、ドゥーブルメゾンも置いてあるではないか……
じーっと見ていた私に、店員さんが着方やコーディネートを組んでくださいました。そして、「着てみませんか」という声に背中を押され、勢いで試着することになったのです。
いざ試着!
選んだのは、ブラウンの千鳥格子、本柄の帯(しかもパンダさんがついてるのです、パンダさんパワー!)、ベロアの半襟。どんどん小物が足されていくたびにワクワク……
そしてできたコーデがこちら↓(背景ごちゃごちゃしているのは悪しからず)
レディースのフォーマルって、シンプルにドレスと何かになりがちじゃないですか?私、男の人のスーツが羨ましかったんです。ネクタイやシャツ、スーツの形、ボタンの数、いろんな組み合わせが楽しいなって。
着物って、小物次第でだいぶ変わるのが新たな発見でした。楽しい!!
その後、家に帰ってからもなんかそわそわ……
やっぱりあの帯欲しかった!!!着物着たい!!!!
清水の舞台から飛び降りる
そんなこんなで新年からとんでもない買い物をしてしまいました……帯はまだ売れ残ってたのでラッキー!でも着物、どうしよう?
前回の着物は素材がポリエステルなので、3シーズン着られるもの。けれど、ブラウンと千鳥格子に秋冬感を感じてしまって、1枚目に買うなら3シーズンがっつり使えてアレンジ効くものがいい……と素人ながら考えてみる。
そこで見つけたのが木綿のチェック柄。私服っぽく着たかった、小物でアレンジを楽しみたい、という2点から黒をチョイス。お店の人に聞いたところ、男の人はたまに買って行くけど、女の人で選んだ人を見たことがないそうです…。笑
でも、着てみたらかなりしっくり!帯もばっちりあっていて、小物遊びもかなり楽しめそう。ブラック系統でまとめるのもかっこいい。この日はカーキの半衿とターコイズの帯締めをポイントにダークにコーディネート。
童顔のため、ブラックまとめだと顔が浮きそうだったので赤を差し色にしたコーディネートに変更。
半衿をベージュにして、帯揚げを赤系統に。やはりこっちの方がしっくりきたので、こっちのコーディネートを少しアレンジして、無事に購入!
ちなみにベロアやレースの羽織りも着せてもらったんですが、ば・え・る!!!!まさに映え!!!!!ってやつですよ!!!!!(興奮しすぎ)
予算の関係上、着物と帯、帯留め、帯締め、帯揚げ、半襟をコーディネートして、草履、足袋は見送りになったんですけどね…とほほ。
冬はブーツ合わせたいので、草履は春に買います。
有言実行!お着付けの練習から
お着付けできないのに形から入る感じ、私らしいといえば私らしいのですが、高額の出費を無駄にしないためにも(笑)今月末から着付けのレッスンに通うことにしました〜!早く習得してお着物生活始めるのが楽しみ。友人にお着物着る子が何人かいることを最近知ったので、いつかできるであろう着物デートに想いを馳せようと思います。銀座でコーヒーを飲むんだ、ほくほく……。