犬か猫かでいったらオオカミ派

オオカミって知ってますか? 動物のオオカミです。知ってるに決まってるだろ〜!!! と思った方もいるでしょうが、わたしはオオカミのことを知りません。おそらく。たぶん。
生息数がどれだけか、一日にどれだけの量を食べるのか、何年生きるのか、どれだけの種類があるのか、日本に何匹いるのか、わたしはオオカミについてなにも知りません。

そんな方、結構多いのではないでしょうか?
知らないなら、知ればいいだけです!

今日ご紹介するのは、オオカミについて詳しく、わかりやすく、そして可愛らしく描かれているこの絵本!


オオカミのエリック(ちきゅうのなかまたち)
ビッキー・イーガン[文]ダニエラ・デ・ルカ[絵]秋篠宮紀子[構成・訳]
新樹社


この絵本は、主人公オオカミのエリックが、人間の開拓によってすみかの森が消えていくことを危惧し、家族とともに新しい森を求めて旅に出るおはなしです。

ストーリーとは別に、オオカミの繁殖期や食べるもの、群れの構成などが別枠で、小さな子でも理解できるようにやさしく解説されています。
中でもわたしが気になったのは、「オオカミはなぜ月に向かって吠えるのか」というトピックです。なぜ吠えるのかは、ぜひ本書を読んで確かめてください♡
ストーリーでもオオカミの習性が描かれているので、この一冊を読めばオオカミ博士になれちゃいそうですね!!!!! ヒュゥッ!!! よっ、博士っ!!!!!!

楽しく読める特別な仕掛けや表現もあるので、飽きずに何度も読めちゃいます。

赤ずきんや三匹のこぶたなど、オオカミはいつだって悪役をしているけれど、オオカミは果たして「こわい」だけの存在なのでしょうか。
オオカミが生きものを食べることは悪いことなのでしょうか。
考えてみながら読むのもいいかもしれませんね!

ちきゅうのなかまたちは、オオカミのエリック〈ヨーロッパ〉のほか、ビーバーのベン〈北アメリカ〉やペンギンのポール〈南極〉など、世界の様々な地域にくらす生きものを描いたシリーズです。
どれもとても可愛らしくてタメになるので、外出もままならないこの時世。ぜひおうちでまったり読んでみてはいかがでしょうか。

皇學館大学 ふみくら倶楽部 夜泣き

honto
https://honto.jp/netstore/pd-book_02931140.html

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?