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ポストクロッシング10年前と比べてみたら…

こんにちは!

世界中のメンバーとポストカード交換を楽しむプロジェクト、Postcrossing (ポストクロッシング) 歴11年目の文子(フミコ)です。

Postcrossing (ポストクロッシング)に関連した記事を書いていますので、ポストクロッシングをご存知ない方は、先ずこちらの記事を読んでみてください!


昨年10月、国内の郵便料金が値上げとなりました。
国際郵便料金は、それよりさらに1年前、2023年10月に値上げされ、ポストカード料金(航空便)70円が100円に。
おそらく今後も値上がりしていくのでしょう。

昨年末まで、海外宛ポストカード料金を0.95ユーロで頑張っていたDeutsche Post(ドイツ郵便)も、ついに今年から1.25ユーロに値上げしました。
日本のみならず、海外各国で料金値上げが止まりません。

料金の値上げは、ポストクロッサーにとって嬉しいニュースではありませんが、それでもポストクロッシングを楽しんでいるメンバーか世界中にたくさんいます!
手紙の文化を無くしたくないので、今年もポスクロ活動を続けつつ、楽しさをお伝えできればと思っています。

10年前のドイツの郵便料金は
0.75ユーロでした
こちらはすべて
近年受け取った
ドイツのクリスマス切手

昨年2025年末まで0.95ユーロでしたが
今年は1ユーロの壁を突破してしまいました
2025年1月からの料金は1.25ユーロです


ポストカード料金を設定してない国は、手紙料金でポストカードを送ることになります。

例えば、フィンランド。
日本に手紙やポストカードを送るには、2025年1月現在、2.75ユーロ(約450円)かかります!円安なので、円換算すると怖い数字になりますね…

10年前の料金はいくらだったのか、ちょっと気になったので、ポストカードを引っ張り出して確認しました。

クロス?のような変わった形の切手は
差額用の少額切手

写真上の白鳥切手は2015年に届いたポストカードに貼ってあったもので、1 luokka(1st class)切手が1枚貼ってあります。
翌年2016年にも、同じ白鳥の切手でポストカードが届いたのですが、1 luokka切手に、値上げ分の差額€0.10切手がプラスされていました。
その後、毎年の値上げに対応するため、現在のフォーエバーグローバル切手(額面が書かれていない切手)となり、差額切手も姿を消しました。今となっては数年間だけ発行された差額切手が貴重⁈に感じます。

渡り鳥の切手も差額用の少額切手
古い切手を差額切手と組み合わせています

花火の切手は現在発行されている
額面なしのフォーエバーグローバル切手


イギリスも確認してみました。

おなじみイギリスのシルエット切手

下の黄色い女王切手は
2014年に届いたもの

上の国王シルエットは
去年2024年に届いたもの

現在日本宛の料金は2.80ポンド(約540円)。2014年のポストカードには£0.88切手が貼ってあるので、1ポンド以下だったのですね!
紫色の1.35ポンド切手は、5年後、2019年のものです。その後も毎年少しずつ値上げされ現在の料金に。この5年間で約2倍という大幅値上げだったことが分かります!

同じように値上げ幅が大きい国では、郵便料金の値上げが原因で、ポストカードを送る枚数を制限したり、ポストクロッシングをやめてしまうメンバーがいるのです。残念な話です…

フォーラムでは、度々郵便料金値上げについて話題になっていますので、興味を持った方はぜひ覗いてみてください。
各国の郵便事情がよく分かります。stamp price や postage rate などで検索してみて下さい!

見出しの写真は、先日受け取ったシンガポール🇸🇬からの手紙です。切手は1.55シンガポールドル。約180円。手頃な料金でホッとします。

額面が記載されていない、郵便料金が値上げになっても使用可能な切手についてはこちらの記事に書いてあります。よろしかったらこちらも読んでみて下さいね。


ここまでお読みいただきありがとうございました。



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