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私はカメラマンにならない
カメラマンにはならない。
私はカメラマンをする機会が多いのだが、カメラマンになりたくはないと思っている。
カメラを始めた当初はカメラマンってかっこいいな、なりたいなと思っていたけれど、カメラマンにはならない。
「ひとり娘がカメラマンなんて不安定な職業についてほしくない」と言われたからだ。
「へぇ、お前。親に言われたら諦めんのかよ?」
という人もいると思う。
「わざわざ育ててくれた親悲しませてまで、カメラマンにはなんねぇよ」
これが答えだ。
だから、基本的にカメラの機能は勉強しないし、興味もない。
調子良くピントがあってかっこいいのが撮れればいいし、うまいこと加工すればどうにでもなると思っている。
そんなやつなので、カメラマンとか呼ばなくていいのよ。
写真撮るのが好きな人くらいで。
だから、カメラをする人としてのクオリティを求めるならプロカメラマンを呼んだらいい。
ここからは結構真面目な話をしたいと思う。
カメラマンを生業としている人と話をする機会が増えて思ったことは一つ。
カメラマンのような技術職の評価がすごい低いこと。
にわかカメラマンが「じぶんができますよ」とか言っちゃってプロの価値を下げている。
私もにわかカメラマンみたいなもんだけど、プロに任せられる時は任せたい。
だって、プロじゃないもん。
なので、今日結構大事そうだなっていう時は、「わたしプロじゃなくて撮るのがすきなので。こういうのは得意じゃないので無理です」とかサラッと言ってしまう。
別に売り物にしてないからいいのだ。
そう言われればプロに頼もうかなって人も出てくるだろうし、私はプロじゃないから好きな写真が撮りたいのだ。
だから指示されて撮る写真は楽しくない。
このカット絶対必要とか撮ってる時の顔、多分絶対楽しい顔してないと思う。
「この写真、めっちゃ好きです!」
って、わざわざメッセージもらうような写真って撮った後にこにこしてる自分に気付くのよ。
その時点で、もう今日は100点!って思うんだけど、私の笑顔が100点かもしれない。
あるカメラマンに「幸せな写真は自分が幸せじゃないと撮れないよ」と言われてから、ずっとずっと大事にしてるんだけれどそれって本当なんだなって。
明日、100点の笑顔ができるように書いてみた。
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