私の街のメンタルヘルス講座をします!!
この度、「市民向けの講座をしたい!!」、「地域のメンタルヘルスリテラシーをアップする機会を作りたい」という思いから。
私の街のメンタルヘルス講座を実施します!※玉名市民が対象です。
玉名市主催、私の街のメンタルヘルス研究会は共催になります。
◼️今回の講座は3日間!!8月20日、27日、9月10日
◯子どものこころのメンテナンス
〜児童期・思春期・青年期における課題と理解〜
岩永 靖 先生 九州ルーテル学院大学 心理臨床学科 准教授
三角 淳子 先生 山鹿基幹相談支援センター ディア
精神疾患は、思春期〜青年期に発症しやすいといわれています。この研修では
発達の時期ごとに、気を付けておきたいチェックポイントを抑えられるように学習できるようにします。
◯知っておきたい!うつの基礎知識
大礒宏明 先生 特定医療法人 富尾会 桜が丘病院 副院長
うつ病について、臨床経験の豊富なDr.より基礎知識を学べるようにしました。
非常に身近な病気ですが、基礎知識を学ぶ機会は少ないのではないでしょうか?
◯知識はチカラ!私たちがメンタルヘルスを学ぶ理由
〜当事者の体験談からのヒント〜
中村 光宏 先生 就労移行支援事業所 オルタナ施設長
岡崎史裕 私の街のメンタルヘルス研究会 代表
ここでは、具体的にメンタルヘルスの知識はどのように役に立つのか?
実際のうつ病を経験された体験を持つ、当事者の中村さんと共に深めていきたいと思います。
もともと、私が多職種でやってる研修会「私の街のメンタルヘルス研究会(通称 わたまち)」ですが、以前から私は「市民向けがしたい」と念仏のように唱えてました。
メンタルヘルスの知識を身近に、困った時にアクセスできるキーワードを持てるような市民講座にしたいと思います。この業界、時代と共に変化してますし、知識をアップデートするだけでも全然違います。ぜひ、玉名に関わりのある方はご参加くださいませ!
◼️なぜ、市民向け講座なのか?
公民館講座でメンタルヘルスを取り扱ってもらおう。というのは、ここ2年ほどオンラインでリカバリーカレッジを受講する機会を設けてます。日本で早くからやっている、立川のカレッジに通わせてもらっています。
リカバリーカレッジは英国に先進的な取り組みがあり、専門家が支援するという構図ではなく、専門家も当事者も「教育」という場で共に学ぶ場としてのアプローチ方法です。
https://recoverycollege-research.jp/guidance/
学んだり、たちかわのリカバリーカレッジを受講しながら、社会教育でメンタルヘルスを学ぶ機会を作れないか?と思いました。
身近な病気なのに知識が少ない
精神疾患は、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病と並ぶ5大疾病といわれるようになって久しく、我が国の精神疾患を有する総患者数は400万人を超えています。そのような身近な病気であるにも関わらず、メンタルヘルスに関する情報が他の病気と比べて正しい情報にアクセスできていないという課題があります。
そもそも身近な病気という印象すら意外に薄いと思います。
メンタルヘルス・精神疾患に関する知識不足は、不調の早期発見や支援の障壁であると考えられています。
そのため、メンタルヘルスリテラシーの向上がいわれ、本年度から高校教育で学校メンタルヘルスリテラシー教育がはじまりました。
◯メンタルヘルスのカバーする領域は広い
単純にメンタルヘルスといいますが、カバーしている領域は広いです。
うつ病、統合失調症、アルコール依存症などアディクション、認知症、
広汎性発達障害、パニック障害、てんかんなどです。
また、精神疾患の多くは再発が高いです。症状管理のみならず生活スタイルや友人や家族の人間関係、環境のマネジメントが必要になります。お薬を処方してもらって、「ハイ終わり」というわけでは決してなく、病気の正しい知識を身につけ、生活の面からも症状等に対処していくことが望まれます。
◼️私の街のメンタルヘルス研究会とは?
私の街のメンタルヘルス研究会は熊本県北にある小さな研究会であり、非常にロ
ーカル(有明地域)を対象に研修会の実施をしてきました。
コロナウィルスの影響により開催の見直し、2020年5月よりzoomを用いたオンライン研修を中心としています。現在、地域から全国から講師をお願いして知見を深めて行っています。この研究会での研修は、3年間で24回開催し、延べ300名ほどの参加いただいています。
募集開始!!お待ちしています!!
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