早速、jamboard使ってみた【実践編】
先日、jamboardを解説してみたのですが。
さっそく実践で使う機会があったので。それで感じたことを書き出したいと思います。
jamboardは? Googleがだしてるサービスで、「ホワイトボード」「模造紙と付箋」などの機能が使えるサービスです。
単純に”「模造紙×付箋」の代わりではない”ポテンシャル
結論、グループワークに導入しやすい。そして、これオンラインじゃなくても使えるなwという感想を持ちました。
例えば、また適当に私が作ったものですが。
・キーワードを書いて意見を出せる(発言者が書ける)
・意見を可視化できる(言語だけではない)
・画像も貼れる(手軽に貼れるの)
・作業中でも他のグループの進行が手軽に見えることができる
上記2点はアナログでも、模造紙×付箋 でやってたことなんですが、「画像を貼れる」はオンラインツールならではですよね。例えば、「動物だと〜をイメージしてるんだよね」画像貼り付けして、より情報量を増やしたりもできる点はオンラインならではかと。
もう一点は、作業中でも他のグループの進行が手軽に見えることができることです。進行側はやっぱり、グループの進行が見れて楽。参加者も、他のグループの状況が間で確認したりできるので、その辺便利ですよね。
例えば3グループにわけた結果
今回は3つのグループのグループワークを実践しました。オンラインを活用した講座の一コマです。zoomを活用し、ブレイクアウトルームで3つにわけました。ワークの内容を充実させる為のjamboardという位置づけですね!
成人の方が中心で、20代〜50代くらいの方のボリュームで16名程度のグループで活用しました。テーマがメンタルヘルスの「ストレス脆弱性」がテーマにした内容にしました。
参考資料:ストレス脆弱性モデルhttps://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000u8t2-att/2r9852000000u8x6.pdf
実践してみたのは2パターン
①3つのグループに各シートを与えて、それぞれ書き込むパターン
それぞれのグループが1枚書き込むところがあるので、グループで集中できる。また、画像上のボタンをクリックしてスライドさせていけば簡単に他グループの進行も確認できて割と話す材料はある感じでした。リアルタイムに反映されていくので、「私達グループはまだあんまりこの辺でてないね」って感じにもなっていました。
②テーマを与えて、グループでディスカッションしながら
スライドは1つで、テーマ課題のみをグループディスカッションしながら作業みたいなのも試してみました。グループは5名程度で、「多すぎて話しにくい」というのがないようにできつつ、全体で何が起こっているのがみれました。
例えば、下記画像に、「私はストレスにそこそこ弱いんだけど、ストレスが少ない環境なのでいい感じです。」みたいな感じで、書いていく仕組みなんですが。
同じシートにすると、自分のグループ以外の人の書き込みが同時に起こるので「 〇〇さん、すごいストレス少ないけど。グループワーク終わったら聞いてみたい」みたいなこともありました。15人で話しながらだと、ごちゃっとなりますが4〜5人だと話もそこそこに作業が共有されてるので各個人の発言を担保しつつグループワークの協働作業ができるなぁとおもいました。
※ストレス脆弱性モデルの図を貼っておいて、jamboard内でおおよその自分の状況を付箋で貼ってもらったりしました。(若干慌てて作ってるので多少の違いはゆるしてくださいw)
「模造紙×付箋」にはない可能性
単純に今回つかってみて、「模造紙×付箋」にはない活用の利便性を感じたのがありました。
オンラインじゃなくても利便性はあがる
例えば、jamboardのページをプロジェクターや大型テレビで集団で共有しておくこともできる。前にでて「模造紙×付箋」で発表するものの、「文字が小さくて読めない」みたいなことがすごく改善しやすいということですね。拡大縮小とかしやすいですし、模造紙を持つ係がいらなくなるのもグッドですねw
ぼかしてますが。こんな感じで、わちゃわちゃやってました。w
やはり使ってみないと魅力はなかなかわかんないものなので、今回活用してみて面白いなぁとおもいました。利便性なども考えたら、単純な代わりでなく、もともと不便だったところを改善していくれるポテンシャルがあるなぁと思いました。学校とか、1人1台端末があるようになるなら楽勝ですよね。
しかし、食わずぎらいせず、新しいものは試す習慣は必要だなぁと思いました。汗
【この記事について】
Locally Driven Labs(LDL)のプロジェクトの1つ“地方のオンラインの普及と価値の創造“にて、オンラインツールの情報共有を記事にしています。地方で実践しているメンバーがオンラインツールの使用感などを話しており、参考資料しても活用できます。
【ラボメンバー募集中】
LDL(Locally Driven Labs)とは『地元がヤバいと思ったら読む凡人のための地域再生入門』『福岡市が地方最強の都市になった理由』『地方創生大全』『稼ぐまちが地方を変える』などの著者で、約20年にわたって全国各地で経営とまちづくりに取組んでいる木下斉さんが所長として立ち上げたラボです。