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福祉的就労のテレワーク〜研修のお知らせ〜

私の街のメンタルヘルス研究会のテーマは”就労支援”。

来週の金曜日は、12月17日はわたまちです。
「福祉的就労のテレワーク」と題して、奈良県の社会福祉法人 ぷろぼの 大原裕子さんをお招きしてオンラインで開催します。


ゲスト 大原裕子

奈良県生まれ。社会福祉法人ぷろぼので就労移行支援事業を8年担当。利用者支援のほか雇用先の開拓や企業訪問を行う。就労支援員、サービス管理責任者を経て、現在は事務局にて広報・採用・職員研修を担当。そのほかアセスメントプログラムの開発も行う。

社会福祉法人 ぷろぼの 

障がい者の就労に、アバターワークやテレワークを導入しており、厚生労働白書にその取り組みが掲載されています。http://https://probono.vport.org/2021/08/10/令和3年版-厚生労働白書のコラムに掲載されました/

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みなさんテレワークしてますか?

私はしてませんw
医療職で対人援助職の為か、テレワークには縁遠いものです。
とはいえ、仕事以外の活動や地域の行事などは、非常にオンラインツールを使って効率化しておりリアルであわずともかなりの業務をこなせるようになっております。

なんでも極端に考える必要はなくて、とりあえず部分的にでも導入していくだけで最適化されていきますよね。LINEとかのチャットツールだけで、いろんな人との意思疎通は随分と変化しました。さまざまな場面で効率化が図られているのに、福祉の就労現場だけ「ICTとりいれてない」というのは「まあないな。」と、とはいえ事例をあまり見たことないので、身近にICT活用している事業所の繋がりといえば、大原さんだったのでコンタクトとった次第です。

実際に職員である大原さんも、法人運営の業務が多くなったとはいえ、「テレワーク中心の生活でした〜」とのことで。支援者がテレワークを経験しているのがまず大きいなと。

実際にテレワーク導入している事例もさることながら、支援者側のテレワーク事業も併せて話を聞いてみると一層学びになるかと思います。テレワークをしている支援者の視点や感覚とかですね。


テレワークが作る可能性


私を含め、医療職の想像する”仕事”の発想って、なんだかんだ狭い範囲での仕事しか知らなかったりします。世の中にはもっと多様な、仕事があることに気づきません。
リアルじゃないとできない仕事ばかりではないはずなんです。
先日、10年ぶりにあった友人も、日本中をぶらぶらしながらお金をオンラインで稼いで仕事をしているわけです。”仕事とはこんなもんだ”という、支援者が所属機関の仕事しかしていないこと、生活に対するイメージを多様化していく必要があります。

テレワークが整備されて、全国から仕事が確保できれば地方でも東京基準の時給で仕事をすることができる。県境の土地でも、そういう仕事をすることができる。

これ、住んでいる土地という距離が障害の人にはありがたいことですよね。

障害を考える際に、障害は本人にはなくて環境にあるという考え方が基盤にあるんですが、まさに身体障害も精神障害もたまたま山奥に生まれて近くに仕事がない人も可能性があるという、新たな可能性が増えているということです。
加えて、「パソコンやネットは分からないから」という高齢者の方もいますが、高齢になって身体機能が低下するこれから必要になると考えていますので、変に支援者も新しいものに蓋をせずに積極的に生活に取り入れることを惜しまない姿勢を保ちたいと思います。


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障害者のテレワークおよび、テレワーク支援者の実践者に聞こう

実際にテレワークしている人にも聞けるし、支援についても聞ける。
加えて、アバターワークについても話いただける予定です。

申し込みは下記のリンクから↓


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