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「オンライン」から得られる機会を失うな

今日の内容は専門に寄りますので、ちょっと興味あれば読んでいいただけるぐらいの気持ちで。色々情報を得られたので、研修の備忘録としてこちらに残しておきます。


2日間のオンライン研修会。タイトルは、ブレンド認知行動療法「なんじゃそりゃ?」と思って、ポチりました。一応専門職なんで、こういう研修をオンラインで受講できるのは非常にラッキーです。

認知行動療法センターの研修。オンライン化は私のような地方在住者にはありがたい。ちゃんとアンテナをはっておけば良質な機会はあるものだと思う。

ちなみにeラーニングも充実してきています。

「認知行動療法を改めて学びたい」など思っている専門職はオススメですね。こういう情報を見るたびに、「いい時代に生まれたものだ😭」と密かに泣いております。


カウンセリングにITを活用する?

最近はむしろ、AI活用もあるくらいですがカウンセリング1つにとっても”全て人間が”というわけでもないようです。人によって最適な選択肢が選べそうです。

先日、こころコンディショナーをnoteで取り扱いましたが。相手が人間ではないから、気軽に使えるメリットもあり、ニーズに応じた選択肢ができますよね。夜中にちょっとAIチャットとか使うとかもAIだからできるわけですし。

さらに、エリアは限定していますがAIをつかったチャットボットとオンライン相談を 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 障害者対策総合研究開発事業「COVID-19等による社会変動下に即した応急的遠隔対応型メンタルヘルスケアの基盤システム構築と実用化促進にむけた効果検証が、行われています。


東京都、横浜市、所沢市、名古屋市、新城市、福岡市にお住まい、通勤、通学の方にはストレスセルフチェックに引き続いて、気持ちを整理するために、AIを用いたチャットボット(こころコンディショナー)やオンライン相談をご利用いただけます。引用元:https://www.kokorobo.jp/about/

上記の地域以外はチャットボットのみ使えるようです。サイト自体も見やすく使いやすい。コロナ禍では、オンラインで活用できる上記のようなサイトは非常にありがたいですよね。このように、オンラインで受けられる機会が増えてるという事例が増えていますね。

話はさておきブレンド認知行動療法に話を移していきましょう。


ブレンド認知行動療法は、何故ITを活用する?

ブレンドとはいえ、専門家と一緒にインターネットツールを使って進める方法で通常のものより時間の短縮につながり実施しやすいという点があります。スーパービジョン等もあり、習得に手間が必要とする場合がおおい。

タイトル:インターネットを活用したうつ病の認知療法・認知行動療法研修ワークショップ(ブレンド認知行動療法ワークショップ)

(1)CBTの全体像・治療構造
(2)コミュニケーションスキル、ソクラテス式問答、症例の概念化
(3)インターネット支援型対面式認知行動療法の基本スキル・行動活性化
(4)認知再構成
(5)問題解決技法・アサーション・再発予防
(6)総合討論・まとめ

こんな感じであったのですが、認知行動療法を学ぶには項目がそれなりにあり。スーパーバイズを受けたりしてると育つのに時間がかかるのが難点。

そこで、カウンセリング内で専門職の手腕に頼りっぱなしではなく、オンラインツールを活用することで同様の効果が出ないか?というものです。

慶応大学医学部の中川敦夫先生や中尾重嗣先生たちが、抗うつ薬の効果が思うように得られなかったうつ病の患者さんに協力していただき、私のサイト「ここトレ」を使って、ハイブリッド型認知行動療法の治療効果を検証するランダム化比較試験を実施しました。 その結果、ハイブリッド型認知行動療法は、比較的短期間に、通常の対面式個人認知行動療法と同等以上の効果が得られることが分かりました。しかも、治療を中断した人が一人もいなかったのです。引用元:上記の記事より引用 https://medical.jiji.com/topics/761?page=3

とあるように結果は従来のCBTプロトコルで提供されるセラピストの接触時間の約3分の2で効果が得られることがわかったようです。


ここトレとは下記リンクのサイトのことですが、昨日・今日と活用して非常に勝手が良くて最高でした。対象者の入力したものが自動でまとめてくれたりと、手書きにはない効率の良さです。研修の内容は長くなるから省略ですが、ツールは共有します。中身はすごい充実しています。


英国とかでも専門職が足りない、といったブレンドをして取り組みをしている話が盛んになってきてるとありました。実際に日本の臨床の現場は、紹介したココトレなど機能拡張しつ活用できるもの使っていくのがいいと思います。


よりよい選択肢はまだこれから

とまあ、簡易型認知行動療法実践マニュアルとかもでてます。読みやすいし、価格は手ごろなので同業者で興味を持った人は一読されるといいと思います。


あと、この辺もオススメ


そもそも認知行動療法をはじめてきいた方

そもそもこの記事最後まで読んで、認知行動療法に興味をもたれたならこのような動画を参考にするといいかも。

いやーしかし、いい機会がありますね。


オンラインは、非常にいい機会が転がっています。今回のような、研修もwebsiteを見てたら。「おおオンライン対応している」となってポチった感じです。

オンラインだからこそ、スピーディに対応できるし。講師も素晴らしく贅沢。

機会を逃さないこと、今回の研修会は有意義でした。来週は狂犬ツアーで人吉に行こうかと思っています。次はその辺を記事にしたいのでお楽しみに。



【この記事について】
Locally Driven Labs(LDL)のプロジェクトの1つ“地方のオンラインの普及と価値の創造“にて、オンラインツールの情報共有を記事にしています。地方で実践しているメンバーがオンラインツールの使用感などを話しており、参考資料しても活用できます。



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LDL(Locally Driven Labs)とは『地元がヤバいと思ったら読む凡人のための地域再生入門』『福岡市が地方最強の都市になった理由』『地方創生大全』『稼ぐまちが地方を変える』などの著者で、約20年にわたって全国各地で経営とまちづくりに取組んでいる木下斉さんが所長として立ち上げたラボです。



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