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ジョージアでの1週間で学んだ、海外ノマド生活を始める上で大事な3点

無事東欧ジョージアに到着し、1週間が経過しました。学生時代のアメリカ留学以来、6年ぶりの海外渡航。まだ2か国目ということもあり、当初は不安もありましたが、ここまでは無事に過ごせています。

現地での生活が始まり、新たな学びも芽生えてきたので、今回は海外ノマド生活を始める上で大事な3点を綴ります。

特に、これから海外でノマドライフを送ろうと検討されている方々に、少しでも役立つ情報となれば嬉しいです。


①「海外に行けば無条件で感動できる」という期待を捨てる

進撃の巨人・132話より。壁外(国外)人類の存在は知っていましたが、何も異国に感動しなかったことにガッカリしました。

超久々の海外、現地に降り立って「海外だー!」とか「これが外国かー!」とか、色々インスパイアされる準備は満タンでした。しかし、期待とは裏腹に、思いのほか感情は動きませんでした。むしろ「こんなものか…」と達観性が上回り、到着2日目の夜にガッカリして泣きました

人も、言葉も、景色も、食べ物も。全てが日本と異なるのに、なぜ心が動かない。

まぁ、これはジョージアの文化や土地に関係なく、むしろ自分のこれまでの人生経験の影響かと思います。社会人として相応に現場で失敗し、叱責・時に恫喝されたりして、一定の変化では動じなくなったのかもしれません。

まとめると、盲目的な海外への期待と、経験による不動心が釣り合っていませんでした。もちろん個人差はありますが、「海外に行けば無条件に感動できる」という淡い期待は捨てるべきかもしれません。

むしろ現地生活自体に感動を求めるよりも、内省し、経験から蒸留される学びと向き合う方が、充実した海外生活になると思います。

ただし、これから自分が別の国に滞在する際、今回のように心躍らずか、揺れ動くかは検証してみます。(願わくは大いに感動し、今の感性のスイッチが故障していただけだと思いたい…)

②非常時のために、オプションBを持つ

海外はトラブルと隣り合わせ。可能な範囲でオプションBを用意しておきましょう。


とはいえ、やはり「日本の常識は通用しない」という現実も要所で突き付けられました。海外では特に、当初の計画が機能しない時も多いため、オプションBを用意することが非常に重要だと痛感します。

例えば、ジョージアでは不定期で断水が発生します。手も洗えない。料理もシャワーもできない。
一気に生活を制限されるので、まずは緊急用の水を6L購入しました。またシャワーとサウナが完備されているジムを契約したので、ワークアウト以外に非常時の避難場所としても活用していきます。

さらにジョージアで予想外だったのは、思った以上に空気が汚いことです。ジョージアでは古い車が多く、排気ガスが沢山放出されているように感じます。また車間距離もかなり狭く、1道路あたりの排出量も多そうな印象を受けました。

日本と同じレベルで空気が綺麗な国はほとんどありません。なので、これから中長期で海外に滞在する方で、特に空気に敏感な方は、携帯用の空気清浄機を持参すると良いかもしれません。

身の回りのエアーコンディションを少し改善するだけでも、メンタルの安定につながると思います。

実際に現地に来るまでは、見舞われるトラブルを想像しづらいです。ただ、日本でもできる範囲で、オプションBを準備した状態で渡航しましょう。

③孤独によるメンタル不調を防ぐために、ノマド仲間を作る

海外ノマド向けワークショップ「ノマドニア」の同期。筆者は最後列の中央です。

デジタルノマドとして生きる中で、「孤独」は避けられない課題の一つ。定住生活で自然に築かれるコミュニティやつながりが希薄になるノマドライフでは、孤独感に悩むことが多くなります。実際、以下のBusiness Insiderの記事では、デジタルノマドの孤独感が赤裸々に語られています。

わたしが常に移動していたので、せっかく出会ってもずっと付き合いの続く友人にはなれなかった。友達になっても別の国や地域に移動してしまうと、友情を維持するのは難しくなる。ソーシャルメディアを使えば多少は連絡を取り合う助けになるものの、同じ街にいなければ相手に親しみを感じるのは難しくなる。
引用元:経験者が明かす、誰も話したがらない「デジタルノマドの暮らし」のマイナス面

そんな中、私が参加している「ノマドニア」という海外ノマド体験ワークショップは、孤独を感じさせない強力なコミュニティです。

ノマドニアの詳細はこちら↓

ノマドニアの同期は皆本当にフレンドリーで、勝手ながら日々頼りにさせていただいています。随時Slackで情報交換しあいながら課題に取り組んだり、一緒にジムやカフェ、レストランに出かけています。これだけでも孤独感が軽減され、精神的に安定します。
そしてこのワークショップはこれまで500名以上のノマドを輩出し、様々な開催期を超えて世界中に人脈を作ることができます。

…とこのままノマドニアの魅力を提案し続けたいところですが、今回はこの程度で。1か月のワークショップ修了後、改めてプログラムの内容や、実際に体験してのレビューなどを投稿します。

ノマド仲間がいることは、孤独によるメンタル不調を防ぐ上で非常に重要です。ノマドニアに限らず、海外でノマド生活を送るなら、共通の目標を持つ仲間を見つけることを勧めます。

まとめ

今回は、1週間のジョージア滞在で学んだ、海外ノマド生活を始める上で大事な3点を紹介しました。

  1. 「海外に行けば無条件で感動できる」という期待を捨てる

  2. 非常時のために、オプションBを持つ

  3. 孤独によるメンタル不調を防ぐために、ノマド仲間を作る

これから海外でノマドライフを始めようと考えている方々に、少しでも参考になれば幸いです。

残念ながら、ジョージア生活そのものに対する感動はありませんでした。(もちろん個人差はあります。)
ただ、それも現地を歩いて初めて得られたこと。むしろ、この予期せぬ発見こそ、私にとって大きな収穫です。

引き続き、ジョージアでのノマド生活を通じて得られた学びを発信していきます。

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それでは、次回の記事でまたお会いしましょう!


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フミヤ | ノマドライフ探求家
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