「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」を終えて
気が付いたらあっという間に2020年になっていた。年越しは、外出どころか、紅白歌合戦やガキの使いなどのテレビをリアルタイムで見るわけでもなく、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」のキャラクターの最強装備が完成した瞬間だったのだ。
私はもともと2017年7月29日に発売したドラクエ11を3DSでplayしていた。本来、ドラクエといえば、勇者が魔王を倒すために仲間とともに冒険をするといったシンプルなストーリーということは普段ゲームをしない人でもイメージが湧くだろう。
しかし、今回のドラクエ11では過去作品とは大きく違うと感じるところがある。それは、各キャラクターのそれぞれの生い立ちから主人公との出会いと仲間になるまでとその先の展開などがかなり細かく作り込まれており、そこが魅力的なことから全体的に深みを持ったストーリーになっている。
そして今回、リメイク版の「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」が2019年9月27日に発売された。 対応機種は、Nintendo Switch。しかし、私はNintendo Switchを持っていなかった。もうこのためだけに買うと決めた。
Nintendo Switchといえば、発売当初の品薄状態からもうだいぶ落ち着いていると思っていたが、家電量販店3店舗目にしてようやく購入となかなか苦戦をした。おそらく私と同じようにこのドラクエ11SをplayするためだけにNintendo Switchを購入せざるを得ない状況になった人たちが一定数いたのではないだろうか。
さて、ドラクエ11Sのソフトは、以下3種類とバリエーションが豊富なのだ。
1.【通常版】
2.【ゴージャス版】
3.【夢のゴージャス版】
ちなみに、この通常版とゴージャス版、ゴージャス版と夢のゴージャス版の違いについては公式ホームページの「よくあるご質問」にわかりやすく記載されている。
・私が購入したソフトは「ゴージャス版」
理由は、ドラクエ8の主人公の装備にできることと、フィールドのBGM「広い世界へ」をドラクエ11の世界でも切り替えて流すことができるからだ。ドラクエ8も思い入れ深い作品のひとつだった私にとってはぴったりのソフトだ。
こんな感じでちょっと疲れた時に、ドラクエ8の主人公の装備とこのフィールドの曲を聴きながら、真夜中の大草原を止まることなく走り抜けるのはなかなか気持ちが良いのでオススメしたい。
今回リメイク版のドラクエ11Sでは、様々な新要素があるのだが、中でも「キャラクターボイス追加」はもっとも大きな違いだと思う。声優さんも豪華で、何よりもキャラクターにより感情移入がしやすくなった。
こんな感じで豪華声優さんたちがキャラクターになりきって演じてくれるのだ。
こちらは思わぬところでロウ様から愛読書「ピチピチ★バニー本」がこぼれ落ちるシーン。
これは完全にフリーザ様なのである。(声優さんが同じ)遊び心のあるシーンが多いのはドラクエらしいと感じる。
私は前回3DS版でplayしていたが、今回のSwitch版でのれんけいplayの演出はとてもかっこいいのでいくつか紹介したい。
パーティ4人のれんけい「ミナデイン」この演出がとにかくかっこいい。これが見たいがために全員がゾーン状態になる瞬間が待ち遠しかった。ちなみに、ミナデインの名前の由来は「みんなでデイン」を略したものらしい。納得。
こちらもパーティ4人でのれんけい「ギガバースト」ミナデインと並ぶくらい迫力があり、とてもかっこいい。
こちらは双賢の姉妹ベロニカとセーニャのれんけい「クロスマダンテ」
クロスマダンテは、MPをすべて使い、敵全体を滅ぼす呪文。つまり最強の呪文なのである。そして、何よりもこの2人がかわいすぎるのでずっと見ていたい。
れんけいplayも見所が多いのだが、やっぱりイベントもキャラクターボイスが追加になることで見所が多いので好きなシーンをいくつか紹介したい。
このシーンは、ネタバレになるのであまり詳しいことは書けないが、グレイグおじさんとホメロスの好きなシーン。個人的にホメロスが好きなのだが(ホメロスのグレイグに対する執着っぷりが)、何度見ても良いので録画は欠かせない。
これは伝説の鍛冶場で「勇者のつるぎ」を作るシーン(のちの最強装備「勇者のつるぎ・改」を作るために必要)ドラクエ11Sの良いところは、こういうイベントの時にキャラクターの見た目(装備)を好きに変えることができること。なので、この時の女性陣は皆「メダ女の制服」にすることにした。
これは、忘れられた塔でベロニカとセーニャが名曲「おおぞらをとぶ」を奏でる名シーン。いつ聴いても懐かしさを感じるとても良い曲。(ベロニカ装備:「エンジェルワンピ」、セーニャ装備:「こあくまワンピ」)
と、色々と紹介してみたが、一度はplayしているのでストーリーの先の展開もわかっているものの、終盤からエンディングにかけてはやっぱり涙で画面が見えなくなっていた。
特に、ドラクエ11Sのサブタイトルでもある「過ぎ去りし時を求めて」というキーワードがあるが、これが超重要なのだ。このサブタイトルの意味がわかる時、さらにストーリーに深みを持たせる要素になったのではないか。個人的には、どの作品もそれぞれの良さはあるが、過去最高傑作を更新した。
そして、前回のドラクエ11同様、今回も全員レベル99、全員最強装備に加えてオール「+3」の装備を作ったので、これを記録しておこうと思う。
・全員レベル99
以下、全員最強装備&オール「+3」
・主人公(伝説の勇者スタイル)
・カミュ(海賊王スタイル)
・セーニャ(伝説の賢者スタイル)
・ベロニカ(とこしえの神官スタイル)
・シルビア(エトワールスタイル)
・ロウ(神々の装束スタイル)
・マルティナ(神竜の武闘家スタイル)
・グレイグ(伝説の英雄王スタイル)
こんな感じで8人全員分の最強装備を「ふしぎな鍛治」で作るのだが、特に今回も最強装備「スーパーリング+3」を8人全員分作る(合計16個必要)のはとても疲れた。
ただ、この「スーパーリング」の+3は、眠り・混乱・毒・猛毒・幻惑・マヒ・休みガードの耐性が50%。これを2つ装備すれば耐性が100%になり、つまり言葉の通り最強装備なのだ。これで状態異常も怖くない。
ドラクエはいつも遊び心が満載で、ドラクエらしいと思うシーンがたくさんあって紹介しきれない。今回は2週目のクリアを果たしたわけだが、2週目クリアしてみるとまた見え方も変わってくる。
特に1週目ではあまり意識しなかったキャラクターも2週目に入るとそのキャラクターがいつの間にか成長していることに気付かされたりする。1週目では味わえない感動も2週目にはあるということを知った。
いったん2週目のクリアはしたものの、リメイク版ではやり込み様子も多いので、引き続き私は冒険に出かけようと思う。
今回、Nintendo Switchでドラクエ11Sの好きなシーンを約800件ほど録画(動画・画像を保存)していたので、ガイドラインに沿って、YouTubeを登録してアップしました。せっかくなのでこれからも気まぐれに更新したいと思います。
『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて S』プロモーション映像
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