ふみだより

Asian Peacebuilders Scholarship 15期生として大学院留学(社会開発学、平和教育修士)。フィリピン・コスタリカ留学での気づき、日常のあれこれを綴っていきます。#地球市民教育 #持続可能な開発のための教育(ESD) #SDG4.7 #場づくり

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Asian Peacebuilders Scholarship 15期生として大学院留学(社会開発学、平和教育修士)。フィリピン・コスタリカ留学での気づき、日常のあれこれを綴っていきます。#地球市民教育 #持続可能な開発のための教育(ESD) #SDG4.7 #場づくり

最近の記事

平和教育プロジェクト@ベトナム 準備篇

noteを放ったらかして一年以上。ご無沙汰しております。 2024年になりました。久々に振り返りも兼ねて文字にしてみようと思い、年末に改めて書き始めてから流行病にかかり、ようやく回復。留学中のことでまだ書きそびれていたことがありました。 前回の投稿を遡ると、2022年の10月でした。 留学中に行なったベトナムでのプロジェクトについて、今更ながら記憶を辿って(今も記憶していることが大切なポイントだということにして😇)綴ります。 サイゴンでの教員向け平和教育プログラム開発大

    • 【🇨🇷#13】この半年間のいろいろなこと

      前回の更新から早いもので6ヶ月が経ちました。半年。。! この半年間で、コスタリカの国連平和大学の卒業式を終え、フィリピンの大学(アテネオ・デ・マニラ大学)でのオンライン授業も終え、卒業プロジェクトをベトナムで行うという、少しの余白はありながらも怒涛の時間を送っていました。 その間、noteを書こう書こうと思いながら、下書きしては保存し、それが溜まっていく、という繰り返しでした。 自分の振り返りも含め、また書き始めるモードになりましたので、久々に記事をあげたいと思います。今

      • 【🇨🇷#12】ESDクラスを終えて(Education for Sustainable Development)

        コスタリカが再び雨季に入った4月上旬、Education for Sustainable Development (ESD)のクラスが終わりました。 (クラスの1週目についてはこちらに残しました。) 3週間のクラスを終えて感じたことを、また書いていきます。 全ては感覚からはじまる 授業を振り返って一番に思ったのが、このクラスのおかげで、コスタリカに来て一番と言って良いほど五感に意識を向けることができた時間だったということでした。 キャンパスの芝生 緑が生い茂る森 太

        • 【🇨🇷#11】コスタリカの森とESD (Education for Sustainable Development)

          前回の記事から早1ヶ月。 記事を読んでくださったみなさんからさまざまなメッセージをいただき、わたしのエネルギーも回復。 今は、留学前から一番楽しみにしていた授業 "Education for Sustainability"を受けています。 授業はまだ完結していないのですが、授業で体験したことや、今ココで感じていることを書きたいと思います。 緑の教室Education for Sustainabilityの授業は、世界的に推進されている「持続可能な開発のための教育 (E

          【🇨🇷#10】いい歳して不登校になった時の話

          こんにちは。日本は寒波が押し寄せてとても寒そうですが、コスタリカは相変わらず毎日晴天。最近は朝晩、風が強くて家がガタガタ言っています。 今回は、コスタリカに来て約半年、精神的に少し大変だった時の話を残します。 オンライン授業とメンタルヘルス 1月上旬に対面での授業がスタートしたのも束の間、大学のキャンパス内でコロナ感染者が多くなり、今までは対面とオンラインのハイブリッドだった授業が、全面オンラインに移行しました。 毎朝、8:45にZoomにアクセスして、授業を受けて、

          【🇨🇷#10】いい歳して不登校になった時の話

          【🇨🇷#9】非日常が日常になる瞬間

          年が明け、今週はコロナウィルスの影響で大学院のキャンパスが封鎖され、全面オンラインでの授業を受けています。 移動時間も少なくなり生活に少し余白ができたので、少しだけ、これまでの振り返りを。 始めの3ヶ月 2021年9月9日に日本を出発して、中米・コスタリカという地に到着してから4ヶ月が経過しました。 「留学は初めの3ヶ月が大変」という話はよく聞くけれど、本当にその通りだと感じたこの期間。 こちらに来るまでの留学のイメージは、大学院に通ってリサーチをして、指導担当の先

          【🇨🇷#9】非日常が日常になる瞬間

          【🇨🇷#8】ヨガで出会った言葉たち

          2022年になりました。みなさんの年末年始はいかがでしたか? わたしは約3週間、コスタリカ国内と中南米の旅に出ていました。 旅についてはまた書くと思いますが、今回はその旅路に書き留めていた、ヨガのお話です。 ーーー 運動嫌いなわたしがヨガに挑戦 コスタリカに来てから始めたことの一つに、ヨガがあります。 日本でやってみたいなぁと思いつつ、なかなか挑戦できなかったヨガです。 Upeace (国連平和大学)では、学生が手を上げてヨガやズンバ、語学レッスンなどを開いてく

          【🇨🇷#8】ヨガで出会った言葉たち

          【🇨🇷#7】コスタリカのクリスマス

          キリスト教のカトリック教徒が多いこの国では、11月中旬くらいからそれぞれのお宅がクリスマスのデコレーションを始めます。 街頭やお店のディスプレイも、大学のキャンパスも、ツリーやリースが飾られる。 そして、キリスト生誕までの物語を表したミニチュア模型がお家の中にセッティングされるところもあります。 車の両サイドにトナカイの角を、ボンネットの真ん中に、赤くて丸い鼻をつけて走る車も。 12月に入ると、街の中心にあるマーケットの近くにお店が出始めました。 チュロスや焼き鳥、グ

          【🇨🇷#7】コスタリカのクリスマス

          【🇨🇷#6】平和と教育

          9月から大学院の授業が始まり、ついこの前まで受けていたのが  “Peace Education - Theory and Practice” という授業でした。 3週間、毎日午前中に3時間の授業があり、午後〜夜は課題として出ているリーディングをする毎日。 授業では必ずワークショップやグループワークがあり、なぜこのワークをやったのか、課題のリーディング(教育理論)とどんな繋がりがあるかを対話しました。 毎回があっという間に過ぎ、授業後にはぐったり疲れが押し寄せるほど内容が

          【🇨🇷#6】平和と教育

          【🇨🇷#5】メキシコのお盆「死者の日」

          わたしが通う国連平和大学(University for Peace)には、世界各国から学生(Upeacer)が集まっていて、まさに世界の縮図のような環境です。 その中で、メキシコ出身の学生が準備をしてくれ、紹介してくれた、大切な日「死者の日(Dia de muertos)」について書きます。 「死者の日」は日本でいうお盆のような日で、毎年11月1日〜2日をメインに行われる伝統的な行事とのこと。 亡くなったご先祖さまたちや、大切な人々へ思いを馳せる、大切な日。 数年前に

          【🇨🇷#5】メキシコのお盆「死者の日」

          【🇨🇷#4】コスタリカに来て1ヶ月。

          コスタリカに来て今日で1ヶ月です。 SWY(世界青年の船)の同期と再会し、 9月15日のコスタリカ独立記念日を体感し、 溢れんばかりの感動とありがたさを感じた、 前半の2週間。 (↑コスタリカ独立200年記念イベント@カルタゴ。コロナにより規模は縮小) (↑こちらは、同日に訪れたバシリカ・デ・ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロス・アンヘレス) * 大学院が始まり、 毎朝通学バスに揺られ、 キャンパス敷地内の丘に登り、 紛争と平和構築に関する授業に向き合い、 ディスカッ

          【🇨🇷#4】コスタリカに来て1ヶ月。

          【🇨🇷03】対面の歓び

          3月から始まったAPSプログラム。8月までの授業は全てオンラインで実施され、来週(9月27日)からいよいよ国連平和大学@コスタリカでの対面授業がスタートします。 もちろん、コロナ禍を考慮しながらコーディネートされたコスタリカへの渡航。 わたしが参加しているAPS15期は、コスタリカでの講義を受けるのに2つの選択肢が与えられ、コスタリカに来るか、出身国に留まってオンラインで授業を受けるかを選ばせてもらえました。 そしてわたしは渡航を決断し、コスタリカに到着。 同じように

          【🇨🇷03】対面の歓び

          【🇨🇷02】音

          コスタリカでの毎日、朝から晩まで、いろんな音に気づく自分がいます。 教会の鐘教会から徒歩3分くらいの場所に位置するわたしのステイ先の部屋からは、いつも教会の鐘の音が聞こえてきます。早いときは朝6時くらいから。 ホストファザーによると、コスタリカのマジョリティは、カトリック教徒とのこと。 同じトーンの音が何回か鳴る時もあれば 3種類くらいの違う音階の音色が繰り返し聞こえてくる時もある。 6時のときは、鐘が6回。 7時のときは、鐘が7回。 (この法則に則っていない時もある)

          【🇨🇷02】音

          【🇨🇷01】Tico Time(ティコ・タイム)

          9月9日の夜にコスタリカに到着しました。 こちらに来てから今日で1週間。 もう1週間?まだ1週間? 毎晩寝る前に日記を書くのですが、毎晩、全て書き終わる前に寝落ちしてしまうほどエネルギーを使っている毎日です。 こちらでは、首都とは少し離れている「コロン」という町に住んでいます。 毎日、日の出とともに皆の活動が始まり、日没後(こちらでは17:30くらい)にご飯を食べ、20:00頃には家の明かりは消え、1日が終わっていきます。 * ある日、首都のサンホセでコスタリカ人

          【🇨🇷01】Tico Time(ティコ・タイム)

          【振り返り】社会開発学の3クラス@アテネオ(その2)

          7月某日の、燃えるような夕焼け。 毎日、室内でオンライン授業を受けていると見逃してしまう、この自然の美しさ。 この日は奇跡的に外の様子に気付けて、なんだか得した気分になったのを覚えています。 そして夏真っ只中の8月上旬、APSプログラム・フェーズ2の3つ目の授業が始まりました。 ・Research Methods in Transdisciplinary Development この授業は研究の計画から実行までの過程を学びつつ、グループで研究計画書を書いてみる、というの

          【振り返り】社会開発学の3クラス@アテネオ(その2)

          【振り返り】社会開発学の3クラス@アテネオ(その1)

          6月下旬からスタートした、社会開発学のクラスの振り返りです。 ・ プログラムのフェーズ2まできました!APSの事務局からの資料によると、APSプログラムは6つのフェーズに分かれていて、これまでに投稿したもの(英語トレーニングプログラムの中級&上級)がフェーズ1。 今回のアテネオ・デ・マニラ大学(以下、アテネオ)での授業がフェーズ2に当たるみたいです。 (フェーズっていう呼び方がどこかの映画シリーズみたいで、なんとなく気に入ってます笑) 6月下旬から合計3つの授業をとっ

          【振り返り】社会開発学の3クラス@アテネオ(その1)