弥彦山の麓に佇む Rafie
あそこに行けば素敵なものに出会える。
私は福岡にそんなお店があって、仕事で訪れるたびに顔を出してました。
お洋服と民藝のうつわのセレクトショップ。
オーナーが、いつ行っても福岡弁全開で歓迎してくれる、親戚のようなお店でした。
子供が産まれて仕事から離れ、あのお店に行けることもなくなってしまったな、なんて寂しく思っていたら。
そんなお店にまた出会えました。
あまり教えたくないけど、とても素敵な場所なのでお裾分けしたくて、こっそり紹介します。
(お店の承諾は得ていますよ)
そこは三条から車で30分ほど。
途中に弥彦神社の大鳥居が見えて
一面の田んぼを抜けた先。
古民家が並ぶ集落が見え始めたらもうすぐ。
弥彦山を望む麓の一軒がそのお店です。
はじめて行った時は通り過ぎてしまうほど、土地に馴染んでいる佇まいでした。
車を停めて石畳を歩いて行くと、黒い建物のお店が待っています。
落ち着いたやさしい雰囲気のご夫婦が営んでいる衣服や陶器などのセレクトショップです。
仄暗い空間に、柔らかいライトが落ち着く雰囲気。
リネンやコットン素材の着心地の良い服が並びます。
メンズもレディースも、ユニセックスで着れるものまで豊富。
奥には作家さんの作品が。
食器や花器、雑貨。
季節によって変わる窓の景色を背景に、作品を手に取れる贅沢な空間。
この日は柔らかいリネンのパンツに一目惚れ。
お気に入りのひとつに出会えました。
お散歩がてら緑の気持ちのいい道を2、3分歩いて離れにある「食と茶」へ。
もともと「衣と工」の喫茶スペースだった所を去年10月にこちらの古民家へ移転したのだそう。
「最初は結構ひどい状態だったんですよ」とこぼしてくださったご主人。
ご自身が大工さんと材木屋さんと試行錯誤しながら改装されたとのことで、
古い家屋の味も残しつつ、居心地の良い空間になっています。
玄関の引き戸を開けたら、お店の方が。靴を脱いで上がります。
子連れだったので座敷に案内していただきました。
月によって変わるお品書き。
季節のものをいただけます。この日はおむすびでした。
ひとつひとつ、丁寧につくられたうつくしいお料理ばかり。
おむすびも、それぞれ違う味わいで食べ応えありました。
どれもとても美味しくて、目でもたのしめました。
食後に私は和紅茶をいただきました。
お茶の種類もたくさんあって、ゆったりといい時間でした。
三条から車ですぐの弥彦村は景色がきれいで大好きなエリア。
近くにこんなすてきなお店があるなんて、とても嬉しかったので勝手に皆さまにお裾分けです。
ご夫婦のお人柄にも癒されますよ。
平日でもお客さんで賑やかだったので、知っている方多いかもしれませんけどね。。
お店の情報はインスタグラムのアカウントからチェックしてみてください ^^
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