連作
あなたに捧ぐ連作をあなたは今どこに飾ってるだろう。
受け取った時、見たとき何を感じただろう。
私の思いは一方通行の恋みたいですね。
あなたが始めた物語の一員であり私の人生は私のものです。
だから、着地したい。
破壊も創造も紙一重だとおもいます。
私たちが願うことはきっと真逆じゃないけれど交われないくらいお互いに不器用ですね。
何をしても、何を思っても分かり合えないあなたは消えてほしいとすら思うこともあるんです。
それでも私は、うまく伝えられないけれどあなたの人生の目撃者でありたいのかなあ。
何度も捨てられ、何度も裏切られ、苦しくて縁を切ったつもりでした。
あなたは私、私はあなた、これが邪魔して人生の駒がうまく動いてくれないそんな感じがするんです。
でも一つ、いつか気づいてくれることを信じて、私はあなたを傷つけたいわけではないんです。
その鎧を外してむき身のあなたを少しだけ見せて。
その過程に傷つきと過去の傷がうごめく瞬間はあっても一緒に見つめてはいけませんか?
私とあなた、あなたと私、安らかに眠れるといいですね。
7月某日
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