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ソクラテス、かっこいい~❤

「ソクラテスから学ぶ、現代を生きる私たちへ」

今から約2500年前、古代ギリシャに生きた哲学者ソクラテス。その姿勢に、私は心から感動します。彼の考え方、行動、そして信念。何よりも、その生き方がかっこよすぎる。いつかアテナイ(アテネ)を訪れて、彼がいた場所でそのエネルギーを感じてみたいと思うのは、私の夢です。

私は日本史が好きで、歴史にまつわる場所を訪れるのが趣味の一つです。そうした場所に立つと、ただの観光ではなく、何か深いものを感じることがあります。ソクラテスが活躍したアゴラに立つ時、どんなエネルギーを感じるだろうか…。それだけでワクワクしてしまいます。

ソクラテスの魅力的なところは、彼が自分を「何も知らない」として、周りの人々にどんどん質問を投げかけていったところです。当時、知識人として名を馳せていたソフィストたち。彼らは自分たちの知識をひけらかし、社会で高い地位を築いていました。しかし、ソクラテスはそのソフィストたちに対して、まるで彼らの思い込みを次々と崩していくように質問し続けました。

その結果、ソフィストたちは次第に答えられなくなり、ソクラテスの質問の力に圧倒されていきました。その過程で、ソクラテスは多くの若者たちに自分の考え方を伝え、彼らと深い対話を楽しむようになりました。しかし、その挑戦的な姿勢が許せなかったソフィストたちは、彼を「若者を誤った方向に導いている」として裁判にかけることになります。

そしてソクラテスは、罪を認めれば刑が軽くなると言われても、こう答えました。「私は何も悪いことをしていない」と。結果として彼は自ら毒を飲んで死を受け入れます。しかし、その背景には、彼の信念がありました。

「自分の魂を壊すことこそ、不幸である。もし、他人が私を痛めつけたり、悪口を言ったりしても、それによって私が不幸になることはない。逆に、自分の信念を曲げ、間違ったことをしてしまうことが本当の不幸であり、魂を壊すことだ。」
この言葉が、私の心に深く響きます。彼が信じていたのは、他人の悪意や社会の評価ではなく、自分自身の内面でした。そしてその姿勢が、彼にとって何よりも大切だったのです。

私は、ソクラテスのように、強く、清らかな心を持った人間になれたらいいなと大それたことを思っています。そして、現代を生きる私たちにも、彼から学べることが多いと感じています。

現代社会では、たくさんの価値観や意見が溢れています。誰もが自分の正義を持ち、周りと比べたり、評価されたりしがちです。でも、ソクラテスが教えてくれたのは、他人の目を気にすることよりも、自分の信念に忠実であることの大切さです。どんなに周りが変わっても、どんなに状況が厳しくても、自分の内面を見失わないことが、本当の強さであり、幸せへの道だと、彼は教えてくれたのです。あ~素敵・・・❤


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