実家の母から荷物とともに届くもの
昨日のウォーキングの帰り道。なんとなく、学生時代におもいを巡らせていた。
大学進学に合わせて、岩手の実家を出て上京し、東京の学内にある女子寮に入寮した。
「学生時代、時々、実家の母から届く荷物が、本当にうれしかったなあ。」
荷物の中身は、ほぼほぼ、食料。
寮では食事の提供等はなくて、基本、三食自炊だったので、ありがたかった。開ければすぐに食べられるパンやお煎餅から、パスタ、蕎麦、野菜、根菜類、果物、ジュース、缶詰、ふりかけ、等々。そしていつも、短い手紙が添えられていた。
荷物には、岩手の空気も、梱包されていた。開くときは、実家の空気が、感じられるのだった。
それにしても、どうしてあんなに、荷物がうれしかったのかな、と考えてみる。
食品はスーパーへ行けば、手に入るし、毎月の仕送りも十分に、してもらっていた。「食べるものが届いた」ことはもちろんうれしく、ありがたいのだけれど、そこに限っての喜びでは、なかった。
「あなたのことを想っているよ」
遠く離れた岩手から届く荷物や手紙から、そんな母の「想い」を受けとめるから、うれしかったんだろうな。
*
と、昼過ぎに家のチャイムがなり、ゆうパックが届く。
母からの荷物だ。
とりあえず玄関に仮置きしておいたのを、帰宅した娘が「これなーに?」と尋ねる。
私「ばーばからのお荷物だよ。」
娘「ばーばから?むーひ、って書いてあるね!」
・・・むーひ?段ボールの外側までは、みてなかったけれども?
見にいってみる。
あ、本当だ。「むーひ」だ・・・?キムチベース・・・?
荷物の中身は、りんご、りんごジュース、南部煎餅、等々。
中には、短い手紙が添えられていた。
「子どもの日にどうぞ。」
ーーー母からの「想い」に、感謝✨
学校から今しがた帰宅した娘、「おやつは、りんごジュースと、なんぶせんべいにする!」と。・・・子どもの日まで、もちません(笑)。
#1日6000歩 昨日4/19の歩数 7,877歩(+1,877歩)✨