「西園寺さんは家事をしない」で「既存の枠にはめなくていい」ことを学ぶ
わたしも家事はしないほう。
でも気になるほうだし、一人暮らしではないので、最低限しかしない。
残業もほぼしないし、大した仕事してないのに、平日はぐったりで、しかも7時間睡眠をめざそうとすると、家事を削ることになる。仕事は自分の裁量で減らせないので。
と、今、急に考えてみたけど、単にドラマが好きで、松村北斗くんが好きで、前向き家事ドラマが好きで、毎回2回ずつ観るくらい好きなドラマだった「西園寺さんは家事をしない」!
それが終わってしまった。
コメディタッチで、胸キュンもあって、ルカちゃんもかわいくて、楽しく観れた!
とてもよかった。
よかった所はたくさんあるけれど、いちばん響いたのは、最終回に出てきた「枠にはめなくていい」という考え方だった。
「偽家族」というクレイジーな発想から始まり、最後までややファンタジーの世界だったけれど、そのなかでも、お互いの本当の気持ちがわかったら、急に枠にはめようとして苦しくなった西園寺さんたち。
視聴者もつい「再婚」?「事実婚」?と、どこに着地するか気になったけど、どの枠にもはまらない形でいくことになった。
そうか! それでいいんだよねーと、こちらも気が楽に。
かつて家族を置いて家出した実母の「やりたいこと我慢しすぎたら、わからなくなった」もその通りで。
わたしも今、何か変えなくてはと、もがきすぎて、最近は、やることすべてが空回りしているように感じる現象続きで。
とにかく休んで、自分のために時間を使う練習をしている。
なので、わたしがめざすこれからも「既存の枠にはめなくてもいい」のかもしれない!
言葉にすれば、今、流行りの「多様性」に近いのかもしれないが、それだけで片づけてしまいたくなかった。
結局、枠内にいることがよしとされて育った昭和世代だし、自分はアベレージ人生だし。
それがいつも前提条件として、自分の中にあることに気がついた。
たったそれだけのことだったけれど、自分にとっては、学びだったと思う。
わたしも「やりたいことをやる西園寺!」ばりに、ブルドーザーのごとく、思いついたらバババと動くタイプなので、西園寺さんから元気と学びをもらった。
既存の枠に入らないことでも、1週間検証してみることって大事だ。
そして、北斗くんのパパ役も秀逸だった!!