私は同じでありたい
私は同じになりたい
何か一つでも違えば拒絶されたり、嘲笑されたりと
どうにもこうにも馴染めない世界の中で
何度も馴染むことが全てだと言い聞かせてはいるものの
死に物狂いで作った私は私ではないだれかにとっての
限りなく薄い私でしかなくて、そんなものは使い捨てられて
飽きられて、さもなかったかのように忘れられるのに
なぜ私はこうも同じになることを諦められないんだろう
同じだったらきちんと愛してくれるのか
同じだったら不出来でも許されるのか
同じだったら自分を愛していけるのだろうか
同じを追い求める事を止めたいと思うのになぜこんな思いをしても
私は同じでありたいと苦しんでいるのだろうか
同じであれば私は幸せだって言えるの?
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