見出し画像

私が経験したステロイドの副作用

腎生検は、背中から腎臓へ針を刺して
数ミリの腎臓組織をとって顕微鏡で見る検査です。

その検査で「IgA腎症」と診断され
「ステロイドパルス療法」
扁桃摘出の手術を受けた入院中に
メチルプレドニゾロン500mg 点滴を3日間

退院後、10か月目の記録です。

ステロイドは、
強い抗炎症作用と免疫抑制作用をあわせ持つ
「諸刃の剣」です。
腎臓の検査数値は、タンパクも潜血もほぼ正常まで回復。
さすが、ステロイド!ありがとうございます

しかし

副作用いろいろあります

気になるステロイドの副作用は、
点滴後すぐにでるわけではなく
退院後も、しばらく「プレドニン錠」を続けて飲んでいるうちに
じわじわ出現します。

退院時(プレドニン錠 20mg/日)
はじめは、不眠や動悸、胃痛

服用2か月目(20mg)
へんな食欲がでて止まらない
太りはじめました。

服用3~4か月目(プレドニン錠17.5mg)
「顔かわった?」とマスクをしていても
周囲の人に、ムーンフェイスに気づかれはじめた

服用5か月目(プレドニン錠17.5~15mg)
ちょっと外食しただけで
翌朝、体重計に乗ると「え?」と思うほど太る
そして、そのまま体重は落ちません。
顔はパンパン、別人。泣きたくなる

服用7か月目(プレドニン錠15mg)
顔は、アンパンマン
体は、丸なす
誰にも会いたくない、うつっぽく

服用9か月目(プレドニン10mg)
白内障手術

服用10か月目(プレドニン錠10mg)
太ったまま
顔は、少しマシになりました。

私が経験した副作用は
・白内障症状の進行
・不眠
・動悸
・胃痛
・血圧が上がった
・食欲がものすごーく出て止められない
・(当然ながら)体重の増加 6Kg↑
・ムーンフェイス(別人みたい、ブサイクになった)
・お腹周りの脂肪
・皮下溢血(ひかいっけつ)

ムーンフェイスや肥満は、女性にとって大問題ですが
医師に訴えても、ステロイド剤の減量はしてもらえません。
命に悪影響を及ぼすわけではないので。

「食べ過ぎに注意すること」が大切だそうです。
そんなん、わかってます。

気がついたことは、

高血圧がなくても「塩分」を控えめにした方が、
体重がふえません。

ステロイド自体に、
体の中にナトリウムを貯留させる作用があるので
塩分(塩化ナトリウム)=ナトリウム入っている=むくむ=体重増加
につながるようです。

私は、知人に「重曹を飲むと腎臓に良いよ」とすすめられて
(重曹=炭酸水素ナトリウム)
のんだ翌日は、血圧上がって、むくみ、すごく体重が増えて
ハッと気がつきました。
重曹には塩と同じ「ナトリウム」が入ってます。
重曹も飲んだらあかん!

終わりに

ステロイドは、有効なお薬です。
でも不安も多いです。

いろいろな病気の治療のため長く飲んでいる皆様へ
一日も早く健康回復されて、お薬から解放されますように!
いっしょに健康になりましょう。














この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?