上手に会話する10つの方法

 TED talk : Celeste Headlee

司会者・インタビュアーとして実践している、人と上手に会話するための10の方法。

①”ながら”をしない スマホをいじったり、手遊びをしたりと具体的な行為だけでなく「心も」その場にいること。全然違うことを考えて、その場に心がいないと言う人はとても多い。

②一方的に話をしない 何か学ぶことがあるはずだ、という姿勢で話を聞く。話し手は「受け入れられた」と感じることで心から思っていることを言いやすくなる。【誰でも何かの専門家】と捉えて、学ぼうとする。

③自由回答の質問をする 5W1Hのように、相手に考える余地があるような質問をする。立ち止まって考えることで、興味深い回答が返ってくる。

④流れにまかせる 頭に浮かんだ質問・アイデアは一旦置いておく。この質問しよう!と思っていると、その瞬間から聞くのをやめてしまうから。浮かんでは消える、という流れに逆らわない。

⑤知らないことは知らないと言う 無理に合わせると話がチープになりやすい

⑥相手の体験を自分の体験と同一視しない 例えばパートナーと喧嘩したという話を受けて「私も昨日したんだ」というように、自分の体験を相手の体験と同一にしない。全ての体験は個別のもの。これは共感ではなく、自己宣伝になっている。

⑦同じことを何度も繰り返さない 同じ主張を言い方を変えてたくさん言ってしまいがち

⑧細かいことを気にしない 日付や的確な数字など。話す側も、聞く側も。興味があるのは詳細ではなく、自分・相手自身のこと。

⑨聞くこと 最も重要なこと。「口を開いている時は、何も学べない。」人は聞くよりむしろ話したいと思っている。そして人の話を聞く時、脳には少し余力があり、その余力を埋めようとして自分の話をしようとする。

「多くの人は理解しようと聞くのではなく、回答するために聞いている。」

⑩簡潔に話す わかりにくい情緒的な話などをわざわざ使わなくても大丈夫

大事なのは、相手に興味を持つこと。相手は自分の知らない何かを知っている。それを学ぼうとすること。そして話を聞く中で、「感心させられる」のを期待することが大切。

 

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