見出し画像

ーSNS動画コンサルサービス開発の裏側&やりがいー


大和田さん(事業部長)写真右: 約10年間SNS領域で従事、2022年にSNS事業部長となり
                             当社SNS領域部門の全体を統括している。

 根本さん 写真左: YouTubeを中心した企業、フリーランス動画クリエイターを経て、
                      2021年当社に入社、現在は大和田さん(事業部長)直下動画コンサルに従事する。

ーフルスピードのSNS動画コンサルについてー
フロントを担う社内の営業担当と協力しながらソーシャルメディアの動画領域(主にYouTubeやTikTok)の動画コンサルという立ち位置でお仕事をしています。クライアントの本質的な良さを最大限に引き出すためのコミュニケーション戦略、コンテンツ企画、運用設計、レポート作成、及びその実行業務を担っています。


ーSNS動画コンサルサービス立ち上げに至った経緯を教えてください。


大和田さん(事業部長)
WEB動画市場はここ4~5年右肩上がりの状態が続いており
「市場に動画のニーズがある」ことは明白でした。
また、「動画は約180万語分の情報量を持つ」という記事を読み、SNSと動画をかけ合わせれば多くの情報量を一気に拡散できるのではないかと感じたのが、SNS動画コンサルサービスとした理由です。私個人としても動画は様々な訴求ができる可能性を秘めていると感じていたのもあります。
たくさんの情報を拡散できることは、クライアントの課題解決の選択肢の1つになると感じましたし、デジタルマーケティングエージェンシーである当社だからこそアジリティ高く進めることができるのではないか、と考えサービスを立ち上げました。

ーサービス提供までの苦労はどんなところでしたか?

根本さん
Web動画コンテンツサービスを法人企業向けに、組織としてどう販売していくかではじめは苦労しました。
私は今までフリーランスで働いていたので、仕事を請ける段階で要件が決まっている状態が多かったです。一方で今は要件整理からスタートする案件も少なくありません。フリーランスの仕事とはスタート地点に違いがあり、それは苦労のひとつでした。
これまで「会社の予算を取りに行く」ための提案を考える経験はありませんでした。会社としてSNS動画コンサルサービスをローンチするために、まずは自社の動画メディアを立ち上げるというプロジェクトが発足しました。そのプロジェクトで生まれたのが「クズカップルの幸せなんだ」(https://www.youtube.com/@kuzu_coupl)です。今では社内メンバーの協力も得ながら運営ができる状態になっていますが、立ち上げ当初は企画書をどう通すかで試行錯誤しました。

ーそのとき、どのようなことをして実施までに至ったのですか?

根本さん

本来、目標の数値化が難しいYouTube動画ですが求められる成果数値から逆算して企画書を作りました。その背景として、フルスピードには「デジタルエージェンシーとして数値で表現する」という組織カルチャーがあったからです。そのスタンスを崩さずに数値に落とし込むことにしました。
数値化はかなり苦労しました。数値化のプロセスを通じて、フルスピードの数値化ノウハウはもちろん、仮に数値が振るわなかったときの撤退戦略の考え方などを上司である事業部長に教えていただき、大きな学びになりました。
事業部長に直接フィードバックをしてもらえる環境はとても良かったなと感じています。
数値化された指標を基準に追えることは、クライアントにとってメリットが大きく、今ではフルスピードのSNS動画コンサルサービスの強みにも繋がっています。

ーSNS動画コンサルとして大事にしていることを教えてください。


根本さん

SNS動画コンサルの介在価値を「提案力」で魅せることです。
制作会社やフリーランスの立ち位置だと、基本的にやることや内容が決まってから動き出すことが多いです。SNS動画コンサルという立ち位置だと「やることを定義することから始める」ことが多いです何も言われない状態でも、今後の進め方や施策を先出しでしていくことを大事にしています。制作の能力でいうと制作会社には勝てないので、SNS動画コンサルとして価値を発揮するために「提案力で魅せる」ことは大事にしてます。

実際に、クライアント提案時お伝えしている内容

ー今後、力を入れたい取り組みはありますか?


大和田さん(事業部長)

タイアップ企画を増やしアカウントを育てるサポートをして行きたいですね。
企業が面と向かって発信する情報プラスで、タイアップ先のインフルエンサーやYouTuberの方が投稿してくれる内容の影響力や、メディアの方が発信を掛け合わせるとその情報の信頼性は上がるのでそこはこだわって行きたいと思います。
あとは、国民的にも認められ愛されるような動画コンテンツを作っていくのは理想です。

タイアップの効果についてお伝えしている資料

ー現在のSNS動画コンサルサービスの課題を教えてください。


大和田さん(事業部長)
これは、当社のSNS動画コンサルサービスだけではなくWEB動画の課題になりますが、WEB動画は、WEB以外の動画と比べると割かれる予算が非常に低いです。
テレビ番組の製作費は、何百万、何千万という規模の予算なのに対し、WEB動画だと同じ尺でも5万円~10万円が相場です。時にはInstagramの画像1枚作る方が予算が多いこともあります。さらに「WEB広告とセットで発注するので、動画制作は無料で!」という話になってしまうこともあります。
現状はそのような環境ですが、実はWEB動画はテレビ番組以上にリッチな表現ができることもあるので、動画が持っている可能性は私たちが伝えて行かなければいけない。それはWEB動画に携わる者としてのミッションでもあると思います。

根本さん
予算以外の観点だと、制約がある中でバズを生み出すことは課題であり、おもしろさのひとつです。例えば、本当にバズるためには攻めたコンテンツが適している場面でも、企業のレピュテーションリスクを考慮したコンテンツ作りを行う必要があります。そして同時にバズを狙う必要があります。そういった一筋縄ではいかない場面と向き合う、本当にできることはもうないのかと試行錯誤しながら日々励む、そうすることで技術力はあがっていきます。「やることを定義することから始める」がコンサルのおもしろさのひとつです。

ー具体的なアクションを教えてください。

大和田さん(事業部長)
動画を細かく切り、ショート動画にしたり、様々な媒体で挑戦したりと「テレビ番組とは違ったアプローチで楽しめるコンテンツ制作があるんだよ。」「影響力のあるコンテンツを作れるんだよ。」というSNS動画の素晴らしさを伝えるための一つの仕掛けを提案できるようにしています。

根本さん
あとは広告原価を落とすことも解決策のひとつとしてあると思います。
例えば、制作会社に頼んでしまうと予算がショートしてしまう案件が多いので、中間マージンをできるだけなくして、限られた予算でいかにターゲットとするユーザーにアプローチしていくかのようなイメージです。ただ、制作会社もパートナーとして重要な存在です。クライアントも制作会社も我々も全員がWIN-WIN‐WINになるようなSNS動画制作の座組を考えてます。

ーどんな仲間と働きたいですか?


大和田さん(事業部長)

現在当部署のサービスはまだ不完全なところも多いので変化に応じてサービス開発など色々なことを一緒にやってくれるメンバーと是非、一緒に働きたいですね。
根本さん
前例がないことばかりの環境でも楽しんでモチベーション上げて仕事できる方と働きたいです。それが制作会社では経験できない当社のSNS動画コンサルの魅力なので共感頂ける方は是非お会いしたいですね!

ー応募方法ー

「キャリア採用」ページから「エントリーフォーム」でご応募お待ちしております!!