他人との関係
これから話す内容は、関係がどうであれ「本質」が見えると良くも悪くも好き嫌いがハッキリするという話し。
嫌いだから関係を断つ事もできれば、その場その時の関係を柔軟に対応する事も可能な社会。
人との関係にも様々なプロセスがあり、本質が見える事もあるでしょう。
私たち女風に携わり者として
キャストの「本質」が見えると利用するお客様もより不信感は少ないのかもしれない。
しかし、その本質を知ることはなかなか難しい。
他人の本質を知ると嫌な気持ちになるかもしれない。
嘘をつく者
私は人を信じやすいタイプの人間です。
そして嘘を見抜くタイプの人間でもある。
場面により、人は嘘をつくことがあるでしょう。
実際に例えると切りがない。
「言い訳の嘘」
「騙す嘘」
「話しを撤回する嘘」
本で読んだことのある話し
大怪我で足がなくなった人に「足が無い!」と言うと余計にパニックになり命に危険があるという。
「本当のことを相手に伝えるべきなのか」
柔軟な対応がコミュニティとして最も重要なのだ。
私は数年前に、車とバイクが衝突してバイクに乗った方が大怪我をした場面に遭遇したことがある。
地面に叩きつけられ大怪我を負った状況で、私はとっさにバイク乗りのジーンズのベルトを緩めて、後ろから抱き抱えて、地面からの冷たい熱が身体に伝わらないように背もたれになった。
自分の足が見えないように、空を向かせて安心される言葉をかけ続けた。
あの時、本当のことを言うと相手は「パニック」になったのかもしれない。
余計な一言を本人に伝えるべきではない。
現代社会は余計な一言が多く、私がいる女風業界でも余計な一言が特に多い気がする。
人それぞれ、対応の仕方に変化があっても良いと思うが、一言には注意が必要。
言わば女風に於いてパーソナルと言う表現が相応しいのかもしれない
私は近い将来に女風がパーソナルとして女性のライフスタイルの役割を担うと見ている。
そして、いつもいつもそれを願っている。
私たちは女性のライフパートナーとして「他人との関係」を築きあげている最中なのだ。
真上から降る雪もあれば、横から吹雪く時もある。
そんな私は、地球に生かされたひとりの人間。
続く
海マヒナ