ホテルの予約サイト
フルムーンではあえてお客様に、予約の手段として先に日付を入力させていない。
必要事項を入力していだだいてから、自分の手で入力していただく。
内容に間違いがないように、「日付けや指名をするキャスト」はお客様の手により入力していただいている。
予約日の希望はその日だけだとは限らない、複数の曜日に時間があって当然なのだ。
以前、カレンダーやキャスト名も含めてフォームに埋め込み、スクロールで選択する流れをテストしたところ、手入力よりも断然キャスト名も含めたの選択違いが何件も発生した。
「指一本の選択でホテルのドアをノックするキャストが、あなたの指名したキャストではない」そんなトラブルは絶対に無くす必要がある。
指一本の選択は自然とズレることを認識した上で一連の流れを完結させる。
テスト段階で起きた何件かのミスにより、アパレルのようなxxsからxxlのどれかを選択するような流れは取り入れず、ご自身でキャストを入力していただく方法を取った。
原始的かも知れない、しかしキャストは物ではない。
お客様の気持ちで自ら選ぶ方法は「後にも先にも」
何ものにも変え難いことなのかもしれない。
ご予約フォームは以下となる。
・ご予約/仮予約/各種お申込み (チェック)
・お名前 (入力)
・メールアドレス (入力)
・電話番号 (入力)
・お支払い方法 (選択)
・当店のご利用 (選択)
・ご希望コース (選択)
・ご希望キャスト (入力)
・利用規約/プライバシーポリシー (チェック)
・お問い合わせ(ご希望日時/ご要望等) (入力)
初めてのお客様は予約にとても緊張するもの。
何度もご予約をいただくお客様にとっても、キャストの名前を入力したり、メッセージとして「書く時間」はある意味大切な時間なのです。
本当に「会う意志」は最後にゆっくりとご自分に自問自答していただき決めて欲しい。
女性ファーストの視点で、「焦らせない配慮」でご予約フォームを作っている。
もしもフルムーンが、ホテルの予約サイトだとしたら
「ホテルの予約や、飛行機の座席」を確保するためのサイトならば、日付けからスタートすることは当然かもしれない。
予約が埋まっている曜日もあれば、料金に差がある日もある。
予約云々の前に、24時間オンラインで空席状況を一目で判断しやすい。
私も飛行機の座席に関しては毎回チェックしている。
では、女風に於いてはどうでしょう
「キャストの〇〇さんに予約したいけど、〇〇日は12時から16時まで予約が入っていて、夜は20時から朝まで予約が入っている」
9割以上のお客様は嫌な気持ちになるでしょう。
1割は朝まで頑張れ!と応援されるかもしれない。
私はそんな発想は嫌だ。
例えば、朝までの予約が入っていたとして、次の日の予約にも影響があるような思考がお客様には生まれる。
「性」の分野で繰り広げられる出来事を提供する側として、私はお客様に嫉妬を連想させるシステムは極力避けたい。
私は食事を作る際にメッセージを書くことがある。
それはメッセージカードでも、チョコレートソースでも、自ら「文字を選ぶ選択」は最も大切な時間だと思う。
日付けの入力が「後か先か」の話し 完
海マヒナ