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社員同士で腹を割って作ってみた!「自社の特徴【魅力編】」
会社の魅力をアピールしようとしても、「人がいい」とか「プロダクト愛が強い」とか「働きやすい」とか、ふわっとした言葉になって、本当にこれで伝わってるのかな…と思うことありませんか?
この記事では、社員10名と「自社の魅力の言語化」のために実際に行ったワークショップで、より具体的でイメージが沸く「魅力」を伝えるスライドを制作した過程について書いていきます。
2024年、桜の咲く頃、フルカイテン長野パノラマオフィスに社員が泊りがけで集まり、ワーケーションを実施しました。その時にせっかくの機会だからと、採用広報からメンバーにお願いして「自社の魅力」についてのワークショップを実施しました。
付箋に思いついたことを書いて見せ合い、ああでもない、こうでもないと話しながらカテゴライズしていき、整理して行きます。この話し合いはいったんオフィスで完了したのですが、その後、みんなが宿泊した古民家での夜の「ゆんたくtime」でもまだ続きました!
目的
この「自社の魅力ワークショップ」の目的は2つありました。
・まだ会っていない採用潜在層の方々へ、現場の人間が思うフルカイテンの本当の魅力を伝えるため
・社員に改めてフルカイテンの魅力を感じてもらい、新しい良さに気付いてもらうため
メンバー
ワークショップに参加した10名のメンバーを紹介!
ちなみに、ワーケーション自体が希望者制です。「4月にワーケーションしたい!参加する人!」とゆるい感じで募っております。日が合えば来たい人が来ます。色々なチームから参加者が立候補してくれるのは、人間関係の良さの証だと思って毎回嬉しくなります。
筆者の手前味噌ですが、フルカイテンほど人に恵まれてる環境はないと思います。「良い人」や「仲良し」「安全安心」ではなく、「仕事に遊びに本気」「間違ってることを指摘できる」「誰かに自分の意見を言うのは自然」「お互い高め合う」という、尊敬すべき人が集まっているのが特徴です。
写真左端から、名前/ニックネーム(社歴・職種)で書きます。
チームも年齢も社歴もバラバラです!
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金子/かねぴー(2年目・データコンサルタント)
横井/Y(2年目・データエンジニア)
瀬川/(CEO)←ワークショップでは撮影係
横田/よこちゃん(4年目・バックエンドエンジニア)
齊藤/北斗(2年目・バックエンドエンジニア)
山﨑/寅さん(1年目・カスタマーサクセス)
河込/ゴメス(1年目・カスタマーサクセス)
石井/ゆーみん(1年目・データコンサルタント)
宮本/あみ(12年目・採用広報:筆者)
※さらに、オンラインで参加
斉藤/あっちゃん(3年目・広報)
宮尾/サマー(3年目・リクルーター)
ほんの10分で、1人10枚以上の付箋を書けた
まずは思い付きでフルカイテンの魅力を書いてもらいました。
付箋を渡して次々と書いてもらいます。すぐに付箋は100枚ほどに。
その後、同じような内容についてはグルーピングして、それぞれの想いを語ってもらいました!
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![](https://assets.st-note.com/img/1719379908501-imdBUGQa17.jpg?width=1200)
魅力を掘りまくって解像度を上げる
会社の魅力を伝える時、「人がいい」とか、「雰囲気がいい」とか、ふわ~っとした言葉では本当の魅力は伝わらない!もっともっとリアルで、その場にいるとイメージが沸くような言葉にしたい!
ということで、筆者は芸能記者並みに質問に質問を重ねて解像度を上げました!その時の様子もお届けします!
メンバーについて
社員:「人が良い」
筆者:「良い人ってどんな人なん?」
社員:「大人というか、リスペクトがある」
筆者:「どんな時にそう思ったん?」
社員:「何か聞いたり頼んだりしても嫌な顔する人がいない。自分自身も、いつも何かで社員の誰かの役に立ちたいという気持ちがある。それはみんなのことをリスペクトしてるから」
筆者:「具体的に何かエピソードはあるん?」
社員:「頼まれた事以上のレベル感で、ちょっとした便利な補助ツールとか作ってあげたりすると、カスタマーサクセスやテクニカルサポートチームがめっちゃ喜んでくれて」
筆者:「どんな感じで喜んでくれたん?」
社員:「Slackで神!とか、スタンプいっぱいくれる」
ここまで掘り下げると、テクニカルサポートチームのまゆゆ(楠本)ときもっちゃん(木本)が喜んでる顔までイメージできちゃいますね!こんな調子で、解像度爆上げ!していきます。
技術
社員:「開発で、モダンな技術をどんどん取り入れてるのがスゴイと思う」
筆者:「モダンな技術てどういうことなん?」
社員:「まだ試したことのない新しい技術ってこと」
筆者:「それって珍しいん?」
社員:「メンバーが積極的に、しかも新しい技術の選定に関われるのが、実はなかなかない環境なんですよ」
社員:「あとは、ビッグデータを扱ってること」
筆者:「ビッグデータってどのぐらいなん?」
社員:「FULL KAITENに取り込むデータは月間流通総額600億円もの販売データにもなります」
筆者:「そのぐらいのビッグデータを扱う企業って珍しいん?」
社員:「確かに、大手でビッグデータ扱ってる企業ならたくさんありますが…」
筆者:「じゃぁそういう企業とFULL KAITENで何が違うん?」
社員:「この規模のデータ量を色んな軸で、色んな切り口で分析、予測を毎日行ってるというのは多分なかなかない。それがすごいこと」
社員:「しかも性能を確保しつつ、AWSのコストコントロールもしつつ、という常に最適化のチャレンジ」
筆者:「そのチャレンジはどう行ってるん?」
社員:「サーバレスを活用している。さらにGlueっていう分散処理技術を使っているのは、この規模の会社ではうちぐらいしかいないと言われた」
一同:「おぉ~!」
エンジニア以外、なるほど~!と頷く。自分たち以外のチームの良さを知る機会にもなりました。
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顧客への成果
社員:「顧客への成果を重要視してること」
筆者:「どんな時にそう感じたん?」
社員:「お客さんのためにっていう気持ちが強い」
筆者:「具体的なエピソードある?」
社員:「口癖のように” お客様のために ”ってカスタマーサクセスのメンバーが言ってるのを聞くから。入社してその価値観を敢えて教えられたわけでもなく、自然と自分にも浸透したこと」
筆者:「他には?」
社員:「やんぴんさんやDさんは、今はできないでしょ!って思うことでも、” お客さんが今必要ならやろうぜ! ”と言って、何とかするっていうアツい心を持ってる。」
社員:「あと、”それってお客様のためにならなくない?”と意見を言い合うのが普通」
顧客第一!はみんなのソウルにしみ込んでいるようです!
魅力についての話は夜も続く
夜ご飯のBBQのあと、みんなでまったりと古民家のリビングでゆんたくtime。その時に、再度ワークショップの話が持ち上がりました。どうしてフルカイテンに入ったのか、今フルカイテンの好きなところはどんなところか。きっとみんなの心の中に「ここに(フルカイテンに)来て良かった」という気持ちが芽生えていたと思います。
そこから、成長はゆっくりだけども、プロダクト「FULL KAITEN」は世の中に絶対に必要で、子供達が生きる未来の社会を良くするサービスだから、難易度が高くて挫折しそうになっても心折れずに頑張ろうという話になりました。
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完成!「魅力」スライド
こうして掘り下げて掘り下げて、出来上がったのが下記ののスライド。
書きたいことが多すぎて、デザイナーに「文字を少なくするか、2枚に分けませんか?」と言われましたが、1つも抜けないという想いでお願いしてぎゅうぎゅう詰めにしてもらいました。
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これは会社紹介資料にも入っていますので、ぜひご覧ください。
いかがでしたか?
社員のリアルボイスを集めて自社の魅力をまとめたことは、とても良い時間でした。
みなさんもぜひご活用ください!