新年初読みは『ハコヅメ』!【#note書き初め】
2021年、職場で「面白い!」と評判だったのが、ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』だった。
私は普段、テレビを見ない。
とんと見なくなってしまった。
とくに最近のドラマは、小説やマンガの映像化ばかりで、それがうまくいっているケースもあれば、期待はずれで、ガッカリさせられることもあるからだ。
ミスキャスト、原作の良さを活かしきれていない、などなど。
だから人との会話で、自分から「最近、どんなドラマが面白いの~?」と話題を振ったり、「こんな話なんでしょ?」とか聞くわりに、実際の作品を見ていなかったりする。
で、この作品も周囲の評判を聞いて、YouTubeの面白い場面を切り取った動画は見ていた。
美人女優さんがW主演の面白系、警察ものだと単純に考えていた。
年末年始、軽~いキモチで、TVerで配信されていた動画を見ていたら、これがすこぶる面白かった。
テンポよい展開、小気味よいセリフの応酬、交番とか警察署の人間関係もドロドロし過ぎていなくて、軽い気持ちで見やすい作品である。
ギャグっぽい展開で楽しいだけかと思っていたら、ほろっとする人情話や、事件解決までのストーリーは次どうなるんだろうと、視聴者を飽きさせない。
うーん、これは大当たりだ。
リアルタイムで見ておけばよかったなぁ。
そんなワケで、マンガの方も読んでいる。
読んでいてわかったのだが、ドラマ版はマンガのエピソードをちょいちょいつまんできて、1本の話に仕立てている。
うまいなー。1話1話、短いストーリーのおいしい部分を繋ぎあわせて、主人公の成長物語として、ドラマを展開させている。
このドラマの脚本集、あったら読んでみたい!と思わせるくらいだ。
このままドラマとマンガを読んでいくと、あっという間に短い冬休みが終わりそう。
でも日頃のもやもやを忘れて、年末年始、面白い作品に出会えないなぁと思っていた私には、ピッタリの作品だった。
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